東京都は、都民の都内旅行の費用を助成する事業「もっと楽しもう！TokyoTokyo(もっとTokyo)」について、7月31日までの期限を延長せずに終了することを発表した。
来月22日からの再開を検討
東京都は15日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、7月末まで試験的に実施するとしていた「もっとTokyo」について、期限を延長せずに終了する方針を決定した。
今後の再開については、感染状況を見ながら、来月22日から再開できるか検討するとのこと。
東京都では、17日の新規感染者数が1万7,790人。6日連続で1万人を超えており、感染が急拡大している。
本会議では、感染拡大に対する医療体制強化のため、確保病床数を約7,000床へ引き上げ、お盆期間中の医療機関での診察・検査体制の確保、3回目、4回目のワクチン接種の促進などを進めていくことが決定。さらに、重症化リスクの高い高齢の感染者を受け入れる臨時の医療施設を世田谷区に新設し、今月21日から受け入れを開始する。
また、お盆期間中は、帰省や旅行などで移動が増えるため、主要なターミナル駅で無料の臨時検査会場を設けるほか、ワクチンの追加接種についても、4回目の対象となった医療従事者や高齢者施設職員への接種を迅速に進めるとのこと。
■もっとTokyoとは
もっとTokyoとは、都内の新型コロナウイルスの感染状況を踏まえつつ、都民の都内観光の促進につなげるため、感染防止対策を徹底した都内への宿泊や旅行商品などの費用を助成する事業。
【内容】
◯宿泊6,000円以上：5,000円割引/人泊
◯日帰り3,000円以上：2,500円割引/人回
※子ども1,000円割引上乗せあり
【対象】東京都民
※ワクチン3回接種証明またはPCR検査等での陰性証明が必要
【期間】2022年6月10日～7月31日までに完了する旅行商品
【公式サイト】https://motto-tokyo.jp/
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