三重県が発行する、宿泊料金が1泊5,000円割引となる「みえ得トラベルクーポン」。10月1日より対象を東海・関西圏の9県に拡大して配布される。
新型コロナウイルスの影響で需要が落ち込む県内の観光需要を回復させるべく、三重県ではさまざまな事業が展開されている。
目玉の1つが「みえ得トラベルクーポン」。県の助成により、三県内の宿泊施設の料金を1人1泊最大5,000円割り引くクーポンを発行するというもの。これまで三重県、愛知県、岐阜県の在住者に限定して配布されていたが、来月より、対象に大阪府、奈良県、和歌山県、滋賀県、京都府、兵庫県の在住者を加えて追加発行する。
販売開始は2020年10月1日の午前10時。旅行予約サイト「VISIT三重県」「じゃらんnet」から申し込みを行う。クーポンの利用期間は2010年10月1日から2021年1月11日宿泊分まで。「GoToトラベルキャンペーン」の割引と併用可能なので、30,000円未満の宿泊プランならば半額以下で購入できる。
今回、追加発行されるクーポンは全券種ふくめて17,500枚。利用期間内であっても配布枚数が上限に達すれば購入できなくなるので注意が必要だ。
クーポンのほかにも、三重県ではレジャー予約サイト「アソビュー!」に掲載されている県内のアクティビティ・体験プランを半額で販売するキャンペーンが実施中。
利用方法は、「アソビュー!」のキャンペーン特設サイトにて予約時にコード「mieasobi」を入力するだけ。登録されているプランは非常に多彩だ。真珠の加工教室、ろくろによる陶工などのクラフト系から、伊勢志摩の海女さんや伊賀の忍者修行体験などの地域文化に根差したものまで、多岐にわたる。
当キャンペーンの対象に水族館や遊園地などのレジャー施設は含まれていない。しかし特設サイトのプランをじっくり探していけば、参加したくなる催しがきっと見つかるはずだ。宿泊クーポンと併用して、三重県の自然と文化を満喫する旅を計画してみてはいかがだろうか。