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レオパレス21、マニラサービスオフィス、2019年2月開業

投稿日 : 2018.10.29

海外

ホテル関連ニュース

株式会社レオパレス21は、2019年2月、フィリピン・マニラ首都圏に新たな拠点を開業する。日本から海外へ進出する日系企業の顧客へ現地の住居やオフィスを紹介するアウトバウンド事業を通じて、日系企業の海外進出をサポートする。同社はインバウンド・アウトバウンドの両面で展開を加速している。

既存拠点好調、PEZA認定ビルで税制優遇も

同社が開業する「マニラサービスオフィス」の新規拠点は、マニラ(フィリピン)、ヤンゴン(ミャンマー)、ソウル(韓国)に次ぐレオパレス21の海外4箇所目、マニラ二箇所目のサービスオフィス。

2015年11月に開業したマニラサービスオフィス既存拠点は全49室の稼働率が100%と高稼働を維持しており、現在でも入居希望の問い合わせが続いている。

今回、既存拠点の好調を受け、より多くの顧客のニーズに応えるべく新規拠点を開業する運びとなった。今回の新規拠点でも入居後、直ちにビジネスを開始できるように、業務に必要な机、イス、インターネットなどの通信環境、レセプション、会議室、共有のミーティングスペース、カフェエリアなどを提供する。

サービスオフィスは一般のオフィスに比べ低いイニシャルコストで事業を即時に開始できるため、拠点立ち上げや少人数オフィスなど多様な目的で利用できる。その他、法人設立時に必要な登記住所のみをレンタルするバーチャルオフィスや、出張時や個人的なワークスペースとして利用できるコワーキングスペースも用意する。
今回開業する場所はマニラ首都圏の最大都市マカティ市の中心地であり、世界中からIT、BPO(Business-Process-Outsourcing)、金融などの企業が進出している。現在稼動中の既存拠点にも近く、マカティ市内では、希少な24時間エアコンが使用可能な同オフィスは、様々な企業に快適な環境を提供することが可能。また、同オフィスはPEZA(フィリピン経済区庁)認定ビルのため、事業内容により税制優遇制度等を受けることができる。

インバウンド・アウトバウンドの表裏一体展開

同社は、ASEANに進出する日系企業の増加を見据え2013年からASEANでの事業をスタートし、東アジアの拠点にて従来から取り組んでいる外国人向けの日本国内物件の紹介事業と、日本から海外へ進出する日系企業の顧客へ現地の住居やオフィスを紹介するアウトバウンド事業を現在10カ国・地域16拠点にて展開している。
今後もASEAN地域におけるサービスアパートメントの開発・管理・運営や、サービスオフィスの運営を拡大し、海外に進出する企業が現地で快適に事業を行えるようサポートしていくという。
同社は1973年の設立より、賃貸事業からシルバー事業、ホテル・リゾート事業などを多角的に展開。
今月、国内で運営するレオパレスホテルズにおいて、「WeChat-Pay」、「支付宝®(Alipay)」、「LINE-Pay」によるQRコード決済サービスを開始するなど、インバウド・アウトバウンドの表裏一体で展開を加速している。
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