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福岡県古賀市の旅館をリノベ、オフィススペースに

投稿日 : 2021.08.10

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新型コロナウイルス関連

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新型コロナウイルス感染症の影響も受け閉館した、薬王寺温泉の老舗旅館「快生館」が、シェアオフィスとして生まれ変わる。福岡県古賀市が実施するインキュベーション促進事業の一環だ。

福岡県古賀市は、古賀市における人口減少が本格化してきていること、またウィズコロナ社会を迎えること、また、働き方に対する考え方の変容などに対応するため、新たなビジネスの創出や新規創業等の支援 = インキュベーションを促進しようと、休業中の温泉旅館をシェアオフィスやサテライトオフィス等として活用するために改修工事を実施してきた。また、インキュベーションの促進により大都市などからの移住や定住を促すことで、持続可能な都市の形成を図ることも目的としている。

シェアオフィスやサテライトオフィス、コワーキングスペースとして活用できるよう、薬王寺温泉の老舗旅館「快生館」の施設をリノベーションする。小野・薬王寺地域の魅力をさらに磨き、古賀市全体の持続可能性を高めていくにあたり、古賀市はこのプロジェクトを古賀駅周辺の中心市街地活性化とあわせて重要なプロジェクトとしている。このプロジェクトには国の地方創生臨時交付金が活用されている。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のためにテレワークが社会に浸透。生活スタイルの変容に合わせようと、様々な駅やホテルなどがコワーキングスペースを設けているが、温泉が使えるシェアオフィスというのは少ない。天然温泉という、古賀市が長きにわたり誇ってきた天然資源を活かした、地域振興策だ。

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