観光庁は、都道府県ごとに旅行代金を支援する「県民割支援」の利用期限について、9月30日宿泊分(10月1日チェックアウト分)まで、1ヶ月延長すると発表した。「全国旅行支援」の実施については、引き続き開始を見合わせるとのこと。
各地の県民割が続々延長
県民割は、2020年末に中断した観光支援策「Go To トラベル」の代替策として、県民割などの観光支援策を財政的に支援する制度。旅行者1人1日あたり最大5,000円を割引し、さらに旅行先で使用できる最大2,000円分の買い物クーポン券が付与される。
開始当初は、都道府県内の旅行のみだったが、今年4月からは、隣接県や関東や関西といった地域ブロック内の旅行にも広がった。
県民割の期限延長を受け、各地で県民割延長が発表されている。9月には都民割が開始予定となっており、既に終了している大阪府、新規受付を停止している愛媛県を除いた45都道府県で県民割が運用される見込みだ。
都道府県ごとの県民割事業の実施状況については、各都道府県が設置しているコールセンターに問い合わせてほしい。
なお、6月17日に公表された「全国旅行支援」の実施については、引き続き開始を見合わせる。感染状況の改善が確認できれば、速やかに実施するとのこと。全国旅行支援は、1人1泊あたり8,000円を上限に、旅行代金の40%を支援し、平日であれば3,000円分のクーポン券が付与される。
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