株式会社JTBは、社内での働き方改革における新たなワークスタイルの提案として、JTBとして初となる海外でのテレワーク制度「ワーケーション・ ハワイ」を導入する。(「ワーケーション(Workation)」とは、仕事(work)と休暇(vacation)を組み合わせた造語)
JTB社内で導入し、働き方改革を推進
JTBはこれまで、働き方改革の一環として在宅勤務やモバイルワークなど、社員がより柔軟に働くことができる環境づくりに取り組んできた。
この度、働き方改革関連法が4月から順次施行されることなどを受けて、年次有給休暇の取得促進や長期休暇によるワークライフバランスの充実などを目的に、社員が休日や休暇を利用して訪れたハワイでテレワークを行う制度として「ワーケーション・ハワイ」を4月1日から導入する。
JTBで初となる海外でのテレワークを、トライアルとして社長の髙橋広行氏が自ら体験してきたという。
ハワイのテレワークスペースは、青く広がるワイキキの海が窓から一望でき、開放的な空間の中で仕事ができる。実際に体験した者からは、「普段と違う環境で、いいアイデアが浮かびそうだ」「ストレスなくパソコンが遠隔操作できた」という感想だったという。
JTBでは、社員の活躍機会の拡大や生産性向上などに向けて、今後もテレワークや在宅勤務をはじめとした柔軟な働き方の取組みなどの働き方改革を推進していきたい考え。
【実施概要】
名称:「ワーケーション・ハワイ」
実施期間:2019年4月1日から2020年3月31日まで
対象者:㈱JTB のオフィスに勤務する社員
実施方法:休日や休暇を利用してハワイに滞在する社員が、JTB Hawaii Travel,LLC に設置した専用スペースにおいてテレワークを行う。
なお、JTBと、アウトドアオフィス事業を展開する株式会社スノーピークビジネスソリューションズは、ハワイでの「ワーケーション」を推進し、「働き方改革」や「休み方改革」を支援する法人向けソリューションとしてのサービス「CAMPING OFFICE HAWAII」を共同開発し、4月1日からサービスを開始する。
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