ジェットスター・ジャパンは、成田国際空港と山形県の庄内空港を結ぶ路線を2019年8月1日(木)より1日1往復で運航開始する。ジェットスター・ジャパンは山形県に初めて就航するLCCとなる。
LCCが庄内に初乗り入れ
庄内はジェットスター・ジャパンの国内16都市目の就航地で、成田=庄内路線は 24路線目となる国内線。成田国際空港を発着するジェットスター・ジャパンの国内線としては14路線目で、両空港を結ぶ初めての定期直行便であると同時に同空港から運航する初の東北地方へのLCC路線。
片道運賃: 庄内=東京(成田)路線 4,490円~22,190円(税込)
ジェットスター・ジャパン代表取締役社長の片岡優氏は次のように述べた。
「本日(4月17日)、庄内空港への路線開設発表に至ることができましたのも、地元の関係者を始めとする皆様からの多方面にわたるご支援のお陰と心よりお礼申し上げます。庄内と東京を結ぶ初の LCCとして低運賃の空の旅をご提供することで、庄内地方在住のお客様にとっては首都圏、海外がより近くになると同時に、首都圏や海外からのお客様が庄内を訪れる機会が増えることを見込んでいます。また成田を経由して沖縄や九州各地、関西などジェットスターの国内就航地と庄内の間での交流人口の増加にも期待しています」
吉村美栄子山形県知事は、次のようにコメントした。
「片岡社長をはじめ、ジェットスター・ジャパン株式会社の皆様には、多大なる御尽力をいただき、就航を決定していただきました。心より感謝を申し上げます。今回の就航により、県民の皆様の利便性の向上はもちろんのこと、国内外のビジネス利用やインバウンドをはじめとするさらなる観光振興、若者層を中心とした交流人口の拡大にもつながることとなり、庄内地域のより一層の活性化、発展の起爆剤になるよう大変期待しております」
山形県庄内地方ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、庄内地方の中心都市である鶴岡市と酒田市のホテル展開状況は以下の通り。
鶴岡市には宿泊施設が129、部屋数にして2,942室が提供されている。
客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
酒田市には宿泊施設が43、部屋数にして2,942室提供されている。
客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
両市ともに新規開業予定は確認できなかった。
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