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伊香保温泉 ホテル松本楼、2027年までに卵をケージフリーに切り替え

投稿日 : 2021.11.17

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ホテル関連ニュース

群馬県伊香保温泉のホテル松本楼が 2021 年 11 月 1 日、アニマルウェルフェアと SDGs の双方を重視し、ホテル松本楼で使用する卵を 2027 年までに 100% ケージフリー(平飼いまたは放牧の卵)に切り替えると発表した。

ホテル松本楼は 認定 NPO 法人アニマルライツセンター(東京都渋谷区)との協議の結果、この決定に至ったという。ホテル松本楼が掲げる SDGs 達成に向けた宣言書に、サステナブル (持続可能)な食への転換の 2030 年に向けた指標として、「2027年までに100%ケージフリーの卵に切り替える」と明記された。また、重点的な取組として「植物性タンパク質の積極的な導入」、「アニマルウェルフェアに配慮した食材の導入」も追加された。

ホテル松本楼によると、コロナ禍を機に社員全員で SDGs 活動に力を入れて取り組んできたという。その一環として「ヴィーガン」メニューの開発過程で、「アニマルウェルフェア」の考え方に触れ、この指標設定につながった。

これまでも 2025 年までに調達する卵をすべてケージフリーの卵(平飼い卵)に変える方針を掲げているマリオット・インターナショナルや インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)など、多くのホテルが国連の持続可能な開発目標(SDGs) に沿った、持続可能性およびソーシャルインパクトに関する目標を設定している。

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