福島県福島市の「飯坂ホテル聚楽」では、11月10日(土)の1日限定で、 敷地内に所有する国の登録文化財、旧花水館の「奥の間」と「茶室坐忘庵」の内部を初めて一般公開する。花水館は昭和天皇をはじめ皇族の宿泊どころとして名をはせた歴史ある老舗旅館。見学無料、宿泊者以外も可能。
出典:飯坂ホテル聚楽
国登録有形文化財、旧花水館「奥の間」、「茶室坐忘庵」
飯坂温泉の人気ホテル「飯坂ホテル聚楽」では、11月10日(土)の1日限定で、敷地内に所有する国の登録文化財、旧花水館の「奥の間」と「茶室坐忘庵」の内部を初めて一般公開する。
花水館は昭和天皇をはじめ皇族の宿泊どころとして名をはせた歴史ある老舗旅館。2007年に営業を終え、同ホテルを運営する聚楽(東京本社)が取得した。
明治建築の奥の間は、10畳の和室二間から成る平屋の書院造り。玄関には皇族の宿泊・滞在の年月を記した「光栄之記」を掲げている。銘木をふんだんに使い、入念な仕事が施された明治建築の神髄を感じることができるという。
当日の見学は無料で、宿泊の利用がなくても可能。
公開時間は午前9時から午後3時まで、(天候により中止になる場合もあり)。
【同ホテル概要】
所在地:福島県福島市飯坂町西滝ノ町27
アクセス:JR福島駅から飯坂温泉駅までは、福島交通飯坂線で23分、東北中央自動車道「福島大笹生IC」から約15分
客室数:98
出典:飯坂ホテル聚楽
福島県福島市ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、福島市の宿泊施設は125、部屋数にして4,536室が提供されている。
客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
98室の同ホテルは、15位となっている。同ホテルでは7月1日より、同文化財の外部建築については一般公開していたが、内部についての一般公開は1日限定で今回が初めてとなる。
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