ハイアット ホテルズ コーポレーションは、ハイアットのセレクトサービスホテル「ハイアット プレイス 東京ベイ」のオーナー企業である相互物産株式会社と、両社の関連会社を通じてフランチャイズ契約を締結し、「ハイアット プレイス 東京ベイ」を「ハイアット リージェンシー 東京ベイ(Hyatt Regency Tokyo Bay)」として2021年4月に再開業予定であることを発表した。国内の「ハイアット リージェンシー」ブランドは8軒目 となる。
同契約に基づき、ハイアットリージェンシー東京ベイは、スイート7室、クラブフロアならびにクラブラウンジを新設した。また、バンケットセールス部門を強化し、東京湾を一望するオープンエアのルーフトップバーやガーデンテラスなどの施設を活かし、ウエディングパーティーなどの各種イベントも積極的に取り込んでいく。ハイアット リージェンシー 東京ベイは、フルサービスホテルであるハイアット リージェンシー ブランドを冠して施設およびサービスを拡充させることでプレミアム感を訴求し、ファミリー層からビジネス層までの幅広い顧客層と収益の拡大を目指すとしている。
相互物産株式会社 小澤真也 代表取締役社長は、ハイアットのフルサービスホテルである「ハイアット リージェンシー」へのリブランドに関し、子供から大人まで、幅広い世代のゲストにプレミアムなホテル体験を提供できると述べ、このリブランドにより、より地域に根差したサービスを提供し、浦安エリアの魅力を発信する拠点となるよう努めていくとした。
日本で今年40周年を迎えたハイアットだが、ハイアット リージェンシーは最も早くからあるブランドだ。日本ハイアット株式会社 坂村政彦 代表取締役は、同ホテルは東京ディズニーリゾートに近いだけでなく幕張メッセからもほど近く、空港からのアクセスもよい、そしてなにより東京湾を望むリゾート感を兼ね備えたロケーションが魅力だとしている。
2020年12月1 日現在、日本国内のハイアットのホテルは6ブランド、17軒だ。「ハイアット リージェンシー」ブランドは東京ベイの新ホテルを加えると8軒目となる。その他は、アンダーズ1軒、グランド ハイアットが2軒、パーク ハイアットが3軒、ハイアット セントリックが2軒、ハイアット ハウスが1軒となっている。今後は、2021年内に「ハイアット プレイス 京都」、2022年には「アンバウンド コレクション by Hyatt」ブランドのホテル(名称未定)が富士スピードウェイ内に開業予定だ。