株式会社アマネクが運営する「ホテル アマネク飛騨高山」は、地域の魅力と学びを提供する取り組み「アマネクアカデミー」の一環として、岐阜県立飛騨高山高等学校の伝統楽器に関する部活動と連携し、「日本楽器ミニコンサート&体験会」を2026年1月17日に同ホテル2階ラウンジで開催した。当日は宿泊中の海外客を中心に約50名が来場し、飛騨高山高等学校琴部3年生3名と「箏曲さくら会」、尺八奏者の花岡天山氏が出演した。演奏は約40分間行われ、その後約20分間の体験と交流の時間が設けられた。
(出典:株式会社アマネク)
会場には当初の想定を上回る来場者が集まり、その9割以上を海外からの宿泊客が占めた。来場者はラウンジで日本酒などを手にしながら伝統音楽に耳を傾け、和やかな雰囲気の中で演奏を楽しんだ。制服姿の高校生と着物姿の出演者が呼吸を合わせて琴と尺八の音色を響かせ、卒業を控えた生徒たちは真剣な表情で演奏に臨んだ。地域と宿泊客をつなぐ場として、国境を越えた文化交流の時間が生まれた。
(出典:株式会社アマネク)
体験会には海外の参加者を中心に約20名が参加した。今回は通常の漢数字ではなくアラビア数字を用いた特製楽譜を用意し、初めて琴に触れる海外客でも直感的に演奏できるよう工夫した。その結果、多くの参加者が「さくら」を弾くことができ、最後には講師陣との合奏も実現した。指導にあたった高校生からは、日頃学んでいる英語が実際の交流の場で役立ったとの声も上がった。
(出典:株式会社アマネク)
本イベントの担当者は、宿泊客への体験提供に加え、高校生にとっても自らの活動が世界の人を笑顔にする成功体験となる場を目指したと述べている。今後は2月8日に太鼓部によるミニコンサートと体験会、3月28日に書道部による書道パフォーマンスの開催を予定している。アマネクは「旅と街をつなげる『私のホテル』」を掲げ、地域文化を取り入れた体験価値の提供を継続する方針である。