ホテル特化型メディア

眠っていたデータから新たな付加価値を

トップ > ホテル関連ニュース > 星野リゾート、プラごみ削減へ「ペットボトルフリー」開始

星野リゾート、プラごみ削減へ「ペットボトルフリー」開始

投稿日 : 2019.10.08

栃木県

ホテル関連ニュース

星野リゾートは、客室でのペットボトル入りミネラルウォーターの提供をやめ、パブリックスペースにウォーターサーバーを設置する。また、特製タンブラーを販売。11月1日に開業するリゾナーレ那須からスタートし、年内をめどにリゾナーレブランド全施設(トマム、熱海、八ヶ岳)にて展開する。

新規開業の「リゾナーレ那須」からスタート

手軽に飲み物を持ち運べる大変便利なペットボトルだが、その一方で大量のゴミが問題となっている。世界では、1分間に100万本のペットボトルが消費されていると言われており(The Guardian June 28 2017)、その状況を問題視する人々の間ではタンブラーなどエコグッズへの関心が高まってきているものの、まだまだ普及しているとは言い難い現状。

星野リゾートでは、ホテルアメニティのポンプボトル化や個包装ソープ類の撤廃、歯ブラシのリサイクルに加えて、プラスチックごみ削減に向けた活動のひとつとして「ペットボトルフリー」へ挑戦する。

今回のウォーターサーバー設置に伴い、滞在中はもちろん、旅が終わってからも日常生活で持ち歩きたくなるようなタンブラーを販売するという。

【合わせて読みたい】

ヒルトン、生分解性プラスチックボトル導入開始

星野リゾート、プラゴミ削減へ歯ブラシリサイクル国内30施設に導入完了

「星野リゾート リゾナーレ那須」2019年11月1日開業

ロイヤルパークホテルズ「生分解性ストロー」「認証ワイン」「国際フェアトレード認証コーヒー」導入

経産省、海洋生分解性プラスチックの標準化に係る検討委員会

関連記事