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軽井沢星野エリア、ケラ池スケートリンクに天然氷エリア

投稿日 : 2018.12.02

長野県

ホテル関連ニュース

星野リゾートが運営する軽井沢・星野エリアでは、屋外スケート場「ケラ池スケートリンク」に、冷却装置を使わず冬の寒さだけで凍らせる「天然氷エリア」が、「森を感じるスケートリンク」をコンセプトとして、2018年12月20日にオープン予定。

出典:星野リゾート

森を感じるスケートリンク

ケラ池スケートリンクは、森の中の池が凍ってできる屋外スケート場。

「軽井沢野鳥の森」に隣接し、周辺には多くの野鳥や動物が生息。このような場所にあるため、スケーティングと共に自然も楽しめるリンクにしたいと考え、「森を感じるスケートリンク」をコンセプトにしている。

今シーズンは、2018年10月19日~2019年3月10日の営業を予定。

同リンクは、冬の寒さに加えて冷却装置の助けを借りる「人工エリア」と、寒さのみで凍らせる「天然氷エリア」によって構成されている。

12月20日頃になると、天然氷エリアが結氷し、約1,080平方メートルある池の全面が滑走可能になる。透明度が高くツルツルとよく滑る天然氷エリアは、2月10日頃まで滑ることができる。
天然氷のリンクは各地で減少しており、今や希少な存在。古くからスケートが盛んだった軽井沢においても、2018年現在、天然氷のスケートができるのは同リンクだけとなっている。

【「ケラ池スケートリンク」概要】
期間:2018年10月19日~2019年3月10日(休業日:11月20日、1月8・9・10日)
*天然氷エリアの滑走可能期間は12月20日頃~2月10日頃
時間:10:00~16:00(12月21・22・23日は19:00まで営業)
料金:大人(中学生以上)1,800円/小学生以下1,300円 *滑走料および貸靴料を含む

アクセス:しなの鉄道「中軽井沢駅」からタクシーで5分、徒歩20分

1951年(昭和26年)、現在のケラ池スケートリンクと同じ場所に「星野リンク」がオープン。この頃、標高1,000メートルの高原という環境を活かし、軽井沢町内には次々とスケートリンクが誕生。やがて昭和30年代には、東京からの臨時列車「銀盤号スケート列車」が運行されるほどのにぎわいになった。

しかし、時代の変化に伴い、屋外スケートリンクは徐々に姿を消し、星野リンクも2000年(平成12年)に使用を休止。ケラ池スケートリンクは、伝統を受け継ぎつつ、新しいスケートの楽しみ方を提案することをめざし、約3年半にわたる検討を経て2016年(平成28年)11月に開業、この度、3シーズン目を迎える。

出典:星野リゾート

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