10月20日より、北海道で来年2月からの実施予定の宿泊割引「どうみん割ぷらす」に先駆け、離島旅行を対象に料金を6割引するキャンペーン「りとうぷらす」を開始した。
新型コロナウイルス感染症の影響で不振が続く道内の宿泊事業者を支援するため、北海道では道民を対象とした宿泊割引事業「どうみん割ぷらす」を来年2月より実施する予定だ。
それに先駆け、10月20日より離島旅行を対象とした宿泊割引「りとうぷらす」がスタートした。
同事業は、道民による北海道の離島旅行の料金を6割補助するというもの。7月より実施していた「どうみん割」の50%補助から、さらに20%上乗せした形となる。1泊1万円の旅行が4,000円で楽しめる破格の設定だ(※割引上限1万2,000円)。
連泊のツアーであっても、旅程に離島を含んでいれば、それ以外の宿泊日も同率の割引が適用される。上限は5連泊。交通機関の欠航で離島に留まった場合は延泊分も補助されるという。
なお、GoToトラベルキャンペーンとの併用は不可。実施期間は2020年10月20日より2021年3月7日までを予定している。
主な対象地域は、礼分島、利尻島、天売島、焼尻島、奥尻島の5島。今回、本島に先駆けて離島の割引を開始したのは、季節による天候の悪化を考慮したとのこと。
来年2月より開始の「どうみん割ぷらす」も含め、道は予算として約26億円を計上している。