福島県は県内の新型コロナウイルス感染状況悪化を踏まえ、県民を対象とした宿泊補助事業「県民割プラス」の開始を延期すると発表した。
8日には病床使用率が30%に
「県民割プラス」は新型コロナウイルス感染拡大により深刻な影響を受けた宿泊需要の回復を目的にとした宿泊補助事業だ。県民が県内の宿泊施設で宿泊する場合、1人1泊あたり最大10,000円を支援。割引利用者には1人1泊あたり最大2,000円のクーポンも配布する。
今月8日から予約受付開始、14日宿泊分から割引を開始できるように準備を進めていたが、新型コロナウイルスの県内感染状況が予断を許さない状況であることから、開始延期の判断となった。延期された開始時期については、今後の感染状況を見極めたうえで、改めてお知らせするとのこと。
福島県内では1日あたりの新規感染者が20人を超える日があり、クラスターも相次いで発生した。8日には県が確保している病床496床に対し、入院者は149人。病床使用率は30.0%に達した。病床使用率が30%に達するのは6月6日以来、31日ぶり。入院患者149人のうち、4人が重症となっている。
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