ビジネスホテル「ドーミーイン」を運営する株式会社共立メンテナンスは、富山市にある片山学園中学校の学生を対象に「御宿 野乃富山」での職業体験プログラムを実施する。これは2024年7月9日から7月11日まで行われる予定である。
（出典：株式会社共立メンテナンス）
この職業体験プログラムは、共立メンテナンスが2019年から中学生や高校生を対象に提供しているものであり、ホテル業界の職業観を育むことを目的としている。学生たちはフロント受付対応や客室チェックなどを体験し、ホテルで働く楽しさや醍醐味を学ぶことができる。今回のプログラムは、片山学園中学校からの依頼を受けて実施が決定したものである。このプログラムを通じて、学生たちが職業観を育む一助となるよう努めるとともに、日本の観光業の発展を担う人材育成にも貢献していくことを目指している。
プログラムは、仕事に必要な姿勢や知見を身につけ、進路選択についての考えを深めることを目的としている。実施期間中の各日には、座学と現場体験が組み合わされており、座学ではホテル業界の概要やホテルで働く楽しさ、各部署の役割について学ぶ。現場体験では、フロント受付対応でホテルマナーを学び、接客体験を行う。施設管理では客室のチェックや大浴場のオープン前準備、その他の業務として朝食体験なども行われる。
片山学園中学校の職員は、今回の職業体験学習が5年ぶりのものであり、御宿 野乃富山での活動は初めてであることに触れている。生徒たちが自分のキャリアを考えるうえで非常に大きな経験となると期待しており、働くことを実感し、職業選択の一助にしてほしいとコメントしている。
御宿 野乃富山の支配人である山﨑礼仁氏は、今回の職業体験プログラムを通じて、ホテルで働くことの楽しさや達成感を感じてもらい、お客様やスタッフとのコミュニケーションを通じて感謝し感謝されることの大切さを体験してほしいと述べている。また、今後も「DOMINISTA CHALLENGE」を通じて、多くの学生に社会に触れ合い将来を考えるきっかけを提供し、ドーミーインを知ってもらう良い機会とすることを目指している。
今後の展望として、ドーミーインは職業体験プログラムの活動を通じて、SDGsで提唱されている「質の高い教育をみんなに」を推進し、学生たちの職業観を育む一翼を担うことに取り組んでいく。ドーミーインは、寮事業のノウハウから続く“我が家のような寛ぎ”と快適性を備えたビジネスホテルチェーンであり、「快適に、シンプルに、“住むホテル”」をコンセプトにしている。国内外で展開する共立メンテナンスは、1979年の設立以来、企業の給食受託業務からスタートし、学生寮や社員寮「ドーミー」を運営する寮事業、ビジネスホテル「ドーミーイン」・リゾートホテル「共立リゾート」を運営するホテル事業、高齢者向け住宅「ドーミーシニア」を運営するシニアライフ事業など、多岐にわたる事業を展開している。株式会社共立メンテナンスでは今後も食・住・癒のサービスを通して社会の発展に貢献していく。