千葉県浦安市の東京ディズニーリゾート内で「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」が2022年4月5日(水)に開業した。
同ホテルは2019年10月に着工した。当初は21年度中での開業予定だったが、新型コロナ感染拡大の影響で遅れていた。地上11階地下1階、延床面積は約4万平方メートル、全595部屋の大規模ホテルとなる。なお、客室のうちスタンダードルームは575室、スーペリアルームは20室となる。
開業式典には、東京ディズニーリゾートを運営する「オリエンタルランド」の加賀見俊夫会長や浦安市の内田悦嗣市長が出席した。加賀見会長は「パークへのアクセスが良く、パークから宿泊まで夢の世界を途切れることなく楽しめる」と話したという。
名前通り、「トイ・ストーリー」シリーズがテーマの同ホテル。館内はトイ・ストーリーの世界観をそのまま現実にしたように、ロビーはカラフルなおもちゃのモチーフで溢れており、大きなパズルのピースを模った床の模様やゲームボードを描いた天井などが広がる。客室については、「トイ・ストーリー」シリーズ第1作に登場する少年アンディの部屋をイメージしたデザインで統一される。
また、同ホテルは「手軽に楽しめるモデレートタイプのディズニーホテル」をコンセプトにしている。宿泊に必要な設備とシンプルなサービスに特化することで、東京ディズニーランドホテル、ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタなどの「デラックスタイプ」のホテルよりも手軽に宿泊を楽しむことができる。
同ホテルへの宿泊者は、チェックイン日からチェックアウト日までのディズニーランド・シーの入園チケットを宿泊ゲスト1名につき、1日1枚購入可能。
ホテルのチェックイン受付時間は7:00~13:00 。客室への入室時間は16:30~となる。また、チェックアウトは12:00まで。