森トラスト株式会社が、都心にて自社運営のスモールオフィスブランドとして展開を進めてきた「Cozy Works」を、当社グループが運営するリゾート地のマリオットホテルにも展開する。オフィス事業で得た知見を活かしたワークプレイスをホテル内に整備していく狙いだ。
Cozy Works は10月26日より軽井沢マリオットホテル、11月9日より琵琶湖マリオットホテル、南紀白浜マリオットホテルで提供が開始されており、リゾート地でのワーケーションを推進していく。
新型コロナウイルスの感染拡大によりリモートワークが浸透したことで、ライフスタイルに合わせたワークプレイスの選択肢が広がりを見せるなか、オフィスでも自宅でもない、サードプレイスへのニーズが高まりを見せている。
なかでも、リゾート地におけるワーケーションは、心身のストレスを低減させ、創造性を向上させる効果が期待できるほか、有給休暇取得率の向上による企業の健康経営に貢献する取り組みとしても注目されている。
森トラスト株式会社はコロナ禍で高まりを見せるウェルネスニーズや多様化する働き方への対応として、ホテルでの快適なワーケーション利用を実現するべく、宿泊者が利用できる開放的なワークプレイスを整備するほか、一部ホテルでは有線LANを備えた会議室をWEB会議用の個室として提供する。
当グループはこれまで、各地域の特性を活かした日本固有のウェルネスを体験できるプランを提案する「Wellness Go キャンペーン」や、家族との余暇を楽しみながら働くことができるワーケーションプランを展開しているが、この度、ホテル内に新たに快適なワークプレイス「Cozy Works」を整備することで、新しいライフスタイルに対応したホテル滞在の提供を目指すとしている。
現在展開しているホテルは、軽井沢マリオットホテル、琵琶湖マリオットホテル、南紀白浜マリオットホテルの3店舗。ホテル宿泊者は宿泊したホテルの「Cozy Works」を滞在期間中、利用することができる。都心で展開している「Cozy Works」のご契約者は宿泊時に割引を受けることが可能だ。