ブライダル事業を展開する株式会社リクシィは、20~50代の男女141名に対して、3月3日〜5日、新型コロナの影響に対する、結婚式へ列席する人々の心情の調査を実施した。
対応策の開示、従業員への知識啓蒙・教育の徹底、衛生管理
出典:リクシィ
今の状況下で招待されている結婚式について「出席したい」と回答した人は81.8%にのぼった。
「結婚式へ出席したい」と回答した理由として「衛生上問題ないと感じるため(47.9%)」「式場の対応に対する安心感があるため(36.1%)」「感染への不安を祝いたい気持ちが上回るため(34.5%)」が挙げられた。
他方で「結婚式へ出席したくない」と回答した2大理由は「大人数が集まる場での食事への不安(66.7%)」「二次感染への不安(家族や職場への影響)(50.0%)」となった。
新型コロナの影響に対し、結婚式場に求めることとして「対応策の開示(51.8%)」「従業員への知識啓蒙・教育の徹底(50.4%)」を始め「衛生管理」に対することが多く挙げられた。
「衛生管理」としては「消毒液の完備(58.2%)」「トイレにうがい薬、使い捨てコップの設置(45.4%)」「マスクの提供・スタッフのマスク着用(38.3%)」「接触部位の定期洗浄(38.3%)」「体調管理(列席者の体温検査、簡単な健康診断)(30.5%)」「混雑防止策の徹底(27.0%)」とそれぞれニーズが高いことが分かった。
結婚式場は列席者の「不安」を軽減させるために取り組みの開示を積極的に行なっていくことが大切であるといえそうだ。
【同調査概要】
調査対象:2020年3月〜6月に結婚式列席予定の20~50代男女
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年3月3日〜2020年3月5日
有効回答者数:141名
回答者の属性:(性別)男性:60.2%、女性:39.8%
(年代)20代:50.4%、30代:31.2%、40代:5.7%、50代:12.8%
【合わせて読みたい】