(出典:アサヒユウアス)
アサヒユウアスは、オフィスやカフェから出るコーヒーの副産物をアップサイクルする「Coffeeloopプロジェクト」を推進している。ホテルグランヴィア京都のコーヒーかすを原料として「Coffeeloopカップ」を開発し、同社が運営するホテルヴィスキオ京都の宿泊者専用ゲストラウンジにて300個のエコカップを導入したことを発表した。
これにより、使い捨てごみの削減とサーキュラーエコノミーの構築を目指す。なお、劣化したカップはアサヒユウアスが再塗装やマテリアルリサイクルを行い、新たに作り直す予定である。この取り組みは「Coffeeloopプロジェクト」の一環で、ホテルから出るコーヒーかすを使用したカップ開発の第一例である。
Coffeeloopプロジェクトは、既に都内のオフィスのカフェから出たコーヒーかすをアップサイクルしてエコカップを開発・利用開始し、ホテルオークラ福岡でもテスト導入が行われている。また、プロジェクトには味の素AGFも参加し、工場でのコーヒー副産物をアップサイクルした商品の共同開発も進めている。今後も、プロジェクトは賛同するパートナー企業を増やし、コーヒーの副産物を活用したアップサイクルを推進していく予定である。
(出典:アサヒユウアス)