フランスのホテルチェーン大手、アコーは手荷物専門輸送業者Allthewayと提携し、宿泊客の荷物をホテルから空港まで直接輸送するサービスを提供開始する。このサービスは、パリの4つのホテルとパリ・シャルル・ド・ゴール空港(CDG)間で利用可能である。
提携しているホテルはノボテル・パリ・サントル・トゥール・エッフェル、メルキュール・パリ・モンパルナス・パスツール、ノボテル・パリ・エスト、プルマン・パリ・サントル・ベルシーである。また、パリの4つのイベント会場でも同様のサービスが利用可能だ。バッグの移動状況はAllthewayのアプリを通じて追跡でき、そのセキュリティシステムはフランスの民間航空機関、DGACの承認を得ている。
Allthewayは2022年に設立され、アコーからの投資を含む100万ユーロの資金を調達し、2024年後半には国際的なサービスを提供する予定だ。2023年6月現在、利用可能な航空会社はエールフランスのみであり、サービスはまだ発展途上である。
アコーの上級会員であっても割引や特典は存在しない。サービス利用料は1個あたりEUR25となっている。この手荷物輸送サービスは、手ぶら化の一環として進められており、今後のサービスの進化に期待が寄せられている。