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「Temple Hotel観音院」2019年10月1日開業

投稿日 : 2019.09.26

群馬県

新規ホテル情報

お寺ステイ』を運営する株式会社シェアウィングと日限地蔵尊 観音院は、10月1日に地域活性の起点としての宿坊「Temple Hotel観音院(テンプルホテル観音院)」を群馬県桐生市にオープンする。

お寺を中心としたソーシャルイノベーション始動

出典:シェアウィング

桐生市は、かつては「西の西陣、東の桐生」と称されるなど、奈良時代から約1,300年の歴史を持つ絹織物産地として栄えた。

しかし、自由貿易の煽りを受けた近年は産業衰退が著しく、その影響から群馬県内で最も少子高齢化率が高く街の活力が低迷している。一方で、ものづくりのDNAともいうべき桐生の風土に誘われるように、若者の移住や起業など変化の兆しが少しずつ現れており、伝統的な織物文化や桐生の歴史によるポテンシャルが今花開こうとしている。

来年、東京オリンピック/・パラリンピックが開催され、国内最大級の観光キャンペーンである群馬デスティネーションキャンペーンが開催される今こそ、そのポテンシャルを発揮し、観光によるまちづくりを推進することで、桐生のブランド力を高めるチャンスであると考えているという。

そこで、”Temple Hotel観音院”が宿泊の拠点となり、観音院がシェアウィング及び地域のソーシャルイノベーターと連携する地域のハブとなり、桐生の魅力を多くの人へ届けることで関係人口の創出を目指したい考え。

宿坊には2つのタイプの居室を用意。それぞれ「織の間」「染の間」と名付けられた客室内のコーディネートは、桐生の暮らしとまちをつなぐ活動を続けるグループ“small”が担当。TEXTILE & CRAFTをテーマに、ものづくり精神が息づく桐生の最旬ブランドやクリエイターとのコラボレーションを実現した。

・織の間
平米数:30.6㎡
2名料金:24,000円〜(1名増えるごとに6000円追加、定員12名)
設備:プライベートバスルーム(露天風呂付き)各種アメニティ、セーフティボックス、コートハンガー、バスタオル、フェイスタオル、ヘアドライヤー・染の間
平米数:28.2㎡
2名料金:14,000円〜(1名増えるごとに6000円追加、定員3名)

設備:プライベートバスルーム、各種アメニティ、セーフティボックス、コートハンガー、バスタオル、フェイスタオル、ヘアドライヤー
※:共用部としてキッチン、ランドリー、冷蔵庫、調理器具、カトラリー、電子レンジ、オーブントースター等を用意

群馬県桐生市ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、桐生市には宿泊施設が14、部屋数にして485室が提供されている。

客室数トップ10は以下の通り。

出典:メトロエンジンリサーチ

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