アウトドア総合情報サイト「TAKIBI」を運営する株式会社フォーイットが、全国の10代から50代の男女500人を対象にアウトドアイベントに関するアンケートを行い、その結果を公表した。
対象となったのは、18歳から59歳までの男女500人である。調査はインターネットを使用して行われ、アンケートの実施日は2023年7月27日から8月4日である。このアンケートで最も注目される質問は「アウトドアイベントに参加するとしたら、どんな内容のものに参加したいと思いますか?」であり、回答の選択肢は音楽や食、キャンプ、スポーツなど、様々なイベントが挙げられている。
(出典:TAKIBI調査)
全体としての回答を見ると、「食べ物のイベント」が47.0%と最も高く、続いて「音楽のイベント」が38.6%、そして「キャンプ関連のイベント」が21.0%であった。一方、最も回答が少なかったのは「外国人が集まるイベント」で5.4%だった。また、17.6%の人々は「イベントには参加したくない」という考えを持っていることが明らかになった。
(出典:TAKIBI調査)
年代別の回答を見ると、10代では「音楽関連」が48.0%と最も高かった。30代と40代、いわゆる子育て世代には「キャンプ関連」や「子供が参加できるイベント」への関心が高かった。また、50代では「スポーツ関連」や「限定商品がもらえるイベント」に関心が高いことが判明した。
(出典:TAKIBI調査)
職業別に見た場合、会社員や公務員は「食べ物関連」のイベントに50.0%という高い関心を示した。一方、自営業や自由業の人々は「車関連」のイベントへの関心が22.0%と高かった。専業主夫や主婦の中では、「限定商品がもらえるイベント」が25.6%と他の職業と比べて高く、「アクティビティ体験ができるイベント」も17.9%と高かった。
このアンケートの結果を通じて、各年代や職業によってアウトドアイベントへの関心や求める内容が異なることが確認できる。それぞれの背景やライフスタイルに合わせて、多様なニーズに応えるイベントが求められているといえる。