國賓大飯店股份有限公司と株式会社パレスホテルが台湾の台北市に位置するホテル「台北アンバサダーホテル」の建て替えに際し、ホテルマネジメント契約を締結。「アンバサダーパレスホテル台北」を 2028 年に開業する。インテリアはパレスホテル東京と同様に、テリー・マクギニティ氏の率 G.A Group が手掛ける。
「台北アンバサダーホテル」は建て替えに伴い、宿泊客の受け入れを停止していた。
1964 年に開業した、台湾を代表するホテルの 1 つである台北アンバサダーホテルは、台湾で初となる民営の 5 つ星ホテルとして、60 年近く利用されてきた。同ホテルは 2022 年 9 月に建て替えのため閉館している。
美術館やレストランが集まる、台北でも活気のあるエリア、中山区に位置しており、株式会社パレスホテルとの協力関係のもと、新たなコンセプトで最上質のラグジュアリーホテル、およびレジデンスを備えたツインタワーとして生まれ変わる。
どちらも独立系ホテルである國賓大飯店股份有限公司と株式会社パレスホテルには多くの共通点がある。創業者がそれぞれ創業の地でホテル事業をスタートした後、世代を超えて受け継がれてきた。
パレスホテル東京は 2016 年、「フォーブス・トラベルガイド」のホテル部門で日系ホテルとして初めて 5 つ星を獲得している。國賓大飯店股份有限公司の許育瑞 董事長が、2012 年に 3 年半の建て替えを経て生まれ変わったパレスホテル東京を、ゲストとして何度も訪れるなか、ホテルのデザインやサービスに感銘を受けただけでなく、お互いのバックグラウンドに深く共感し、今回のパートナーシップ締結へとつながったという。