株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメント(東京都港区)は、「霧島国際ホテル」(鹿児島県霧島市)を新規運営受託し、2021年6月1日(火)より運営を始める。
「霧島国際ホテル」はダイワボウホールディングス傘下の繊維メーカー、大和紡績(大阪市)の子会社が運営していた。新型コロナウイルス禍による利用者減少や施設の老朽化などの観点から営業継続は困難と判断し、5月20日に営業終了した。
閉館の予定から一転し、5月21日以降はマイステイズ・ホテル・マネジメントが運営を引き継ぐ。ホテルの名称もそのままで営業を継続する見通しとなった。
「霧島国際ホテル」は鹿児島空港より車で30分の場所に位置し、霧島錦江湾国立公園・霧島地域の麓、霧島温泉郷「湯けむりとにごり湯の宿」として半世紀の歴史がある老舗ホテル。本館の階数は8階、客室数は165室で、レストランや宴会場、大浴場、岩盤浴サウナなどを擁している。
マイステイズ・ホテル・グループは、「ホテル・マイステイズ」やフルサービスの「アートホテル」のほか、「マイステイズコレクション」としてリゾートホテルや温泉旅館など全国で18施設を運営している。とりわけ温泉リゾート分野において積極的に運営を展開し、国内における運営総数は現在100棟を超えている。