Tokyo Creative株式会社は、海外旅行が再開した今、同社は、日本以外の国籍をもつ外国人を対象に、「日本旅行の滞在日数の変化と滞在中の行動」に関する英語での調査を実施した。
調査結果によれば、過去に日本旅行したことがある外国人698人を対象にした日本旅行の滞在日数の変化に関する調査で、15日以上の滞在を検討している人が全体の7割超に達した。前回の日本旅行滞在期間が15日以上だった人と比較すると、15日以上の滞在を検討する人は2割以上増加した。(出典:Tokyo Creative株式会社)
また、日本以外の国籍をもつ外国人1,006人(欧米豪86%、アジアその他14%)を対象に、「日本旅行時にやりたいこと」を尋ねたところ、東京や大阪などの都市部訪問だけではなく、日本の自然、文化遺産、歴史、伝統、多様な料理など、あらゆる日本を体験したいという意見が寄せられた。
具体的には、滞在日数については、「30日以上」を希望する人が前回の旅行に比べて9.2%増えるなど、長期滞在を希望する傾向が顕著であった。また、「日本旅行時にやりたいこと」については、伝統的な日本食の体験、地方の名物料理の味わい、アニメのコンベンションやコンサート参加、語学留学など、幅広い興味を示す回答があった。
Tokyo Creative株式会社の調査からは、外国人旅行者の日本への深い関心と多様な体験への期待が伺える。インバウンド需要が回復する中、外国人旅行者の関心について理解することは対策のためにも必須だ。