ハイアット ホテルズ コーポレーションは、LimeTree Capitalの関連会社であるHokkaido Alpine Resort Management合同会社とホテル運営受委託契約を締結し、客室数91室の「ハイアット ハウス ニセコ」を、2018年12月16日に開業する旨、本日11月14日発表した。
長期滞在型ホテルブランド、ハイアットハウスがニセコに
「ハイアット ハウス ニセコ」は、北海道の雄大な自然と良質なパウダースノーが楽しめる世界屈指のリゾート地として世界中から注目が集まるニセコに誕生。
ニセコにある主要なスキー場のリフトまで徒歩数分という利便性に加え、ホテルの周囲には様々なレストランやショッピングが楽しめるエリアがあり、ウィンタースポーツを楽しみにくる人だけでなく、様々な目的の顧客に満足してもらえるロケーション。
ハイアット ホテルズ コーポレーション アジア太平洋地区グループ プレジデントのデイビッド・ユデル氏は、「『ハイアット ハウス』のブランドポートフォリオに、新たに『ハイアット ハウス ニセコ』が仲間入りすることになりました。昨年発表致しましたハイアット ハウス 金沢による当ブランドの日本参入のニュースに続き、このたびハイアットハウスのさらなる展開をお知らせする運びになりましたことを、誠に喜ばしく思います。
毎年ニセコには、100日余りにわたり平均15mもの積雪があり、スキー場として世界屈指のコンディションを誇ります。『ハイアット ハウス ニセコ」は、お客様のライフスタイルに合わせ、快適な空間と上質なサービスを提供することで、旅先でもまるで自宅で寛いでいるような時間をご体験いただけると思います。」と、述べている。
「ハイアット ハウス」は、先端の設備を取り入れたスマートな設計で、良質なおもてなしを提供するブランド。多角的かつ綿密な調査の結果、顧客は日常のライフスタイルをなるべく保ちながら、シームレスで快適かつスタイリッシュな体験を求めていることが浮き彫りになり、それらニーズに応えて誕生したのが同ブランドであるという。
LimeTree CapitalのシニアパートナーであるEwan Munro氏は、「ニセコは過去10年にわたり堅調な発展を続けており、アジアにおける有名スキーリゾート地として確固たるブランドを確立しています。 私たちはニセコの成長が続き、アジアからの強い需要に支えられて通年のデスティネーションとなることを確信しています。アクセス改善、インフラ投資、国際基準導入、さらなるブランド化開発などによって、ニセコは観光地としてさらに進化していきます。
「四季ニセコ」の建物は私たちがニセコで初めて取得した不動産でしたが、膨大な費用と労力を費やしたことにより、現代的で活気に満ち、独自のホスピタリティ、F&B、エンターテインメントをお楽しみいだだけるマウンテン ライフスタイルホテルへと新たに生まれ変わりました。ホテル内には、ニセコで人気の施設も複数オープンします」とコメントしている。
なお、ニセコへのアクセスが便利な新千歳空港は、日本で5番目に利用者が多い空港であり、ソウル、香港、台北、バンコク、シンガポール、上海、北京などアジアの主要14都市から国際線が発着。海外からの旅行者は2009年の約80万人から徐々に増加し、2015年には210万人以上に達し、複合年間成長率(CAGR)は7年間で17.7%増になっている。
同ホテルは、2018年12月に客室数63室にて開業後、2019年に91室に拡大する予定となる。
所在地は、北海道虻田郡倶知安町字山田190-4で、「四季ニセコ」(67室)を修繕しオープンする。
ハイアットは「パークハイアットニセコ」を2019年12月に開業する予定で、同地に複数ブランドで相次ぎ開業することになる。
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