旅行情報の提案比較サイト『AVA Travel(アバトラベル)』(運営:AVA Intelligence株式会社、東京都千代田区、代表取締役 宮崎 祐一)は、OpenAIのChatGPTを活用し、LINEチャットでAIへ旅行の相談や提案が受けられるバージョン3を公開した。このサービスでは、複数の宿泊予約サイトを横断的に検索し、日本国内のホテル提案や空室検索を簡単に行うことが可能だ。
『AVA Travel』は、日本国内の旅行情報をまとめ、ユーザーの目的や条件に適した旅行情報を提案・比較できるサービスだ。新たに公開された「バージョン3」では、ChatGPTを活用して、AIが旅行者の希望に合わせた日本国内のホテル提案を行い、複数の宿泊予約サイトを横断的に検索して空室検索や料金提示ができるようになった。
利用方法は簡単で、LINE検索から「ID: avatravel」や「アバトラベル」と入力して友だち追加すると、すぐに旅行の提案や相談を始められる。
ChatGPTは、2021年以前のデータを学習のための教師データとしているため、正しいホテルの情報を提供することが苦手とされている。しかし、『AVA Travel』公式LINEでは、複数の宿泊予約サイトを横断的に自動検索し、AIが旅行者の好みや条件に合わせた日本国内ホテルの提案が可能だ。
また、提案されたホテルの特徴を確認したり、予約にスムーズに進めるために、『AVA Travel』上のWEBサイトURLも提示される。ただし、AIはまだ発展中の技術であり、正確性に欠ける場合もあるため、あくまで参考情報として活用してほしい。
『AVA Travel』のバージョン3は、ユーザーにとっては手軽に旅行の相談や提案が受けられ、ホテル事業者にとっては新たなマーケティングチャンスとなることが予想される。ホテル事業者にとって、積極的にこのサービスへの参画や情報更新を行い、AI技術を活用したビジネス拡大を目指すことは重要なポイントになってくる。