森トラストは、東京都港区虎ノ門において開発を推進している国家戦略特別区域特定事業『東京ワールドゲート』の核となる、オフィス、ホテル、住宅、医療・商業施設等からなる複合施設『神谷町トラストタワー』(旧建物名称『虎ノ門トラストタワー』から名称変更)をこのほど上棟した。
マリオットのEDITIONが日本初進出
『東京ワールドゲート』は、国際ビジネス拠点としての整備が進む神谷町・虎ノ門エリアにおいて、世界と日本のゲート機能を担うことを目指し、「快適」「洗練」「多様」「交流」をキーワードに、多彩なビジネス・交流機能を複合したプロジェクト。
オフィスのみならず、ホテル、地域の外国人の生活をサポートする生活コンシェルジュ機能、多言語ワンストップ医療機能、産業育成機能、交流を促進するラウンジなどの機能を備えている。
森トラストグループは、「SDGs」「オープンイノベーション」「スマートテクノロジー」「ウェルネス」の4つを柱とする「神谷町 God Valley ビジョン」を掲げ、『東京ワールドゲート』の計画を進めるとともに、既存ビルで、新たなワーク・ライフスタイルを叶える多彩なオフィスやラウンジ、レストラン等のリノベーションを行っている。
また、交流促進や新たな価値創造に向けて、神谷町エリアに縁を持つ 20 の企業・団体と連携し、コミュニティ活動やエリアイベントを実施し、共創・共栄の持続可能な街づくりを進めている。
今後ともコーポレートスローガン「Create the Future」を旗印に、時代の変化に適応した柔軟な発想とアプローチで、「新しいわくわくするような未来の創造」を目指している。
ホテルはマリオット・インターナショナルの最高級グレードであるラグジュアリー・ライフスタイルホテルブランド「EDITION」が31−36階に200室で日本初進出する。
出典:森トラスト
東京都港区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、港区には宿泊施設が164施設、部屋数にして30,464室が提供されている。
新規開業予定は36施設、部屋数にして6,528室が新たに供給される見込み。
開業する同ホテルの周辺にはホテルオークラやANAインターコンチネンタル東京、アンダーズ東京など高級志向のホテルが数多く展開しており、手強い競合となりそうだ。
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