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マリオット、日本・グアム担当エリアヴァイスプレジデントにカール・ハドソン氏

投稿日 : 2019.09.02

ホテル関連ニュース

マリオット・インターナショナルは、これまでエリアヴァイスプレジデントとしてタイ、ベトナム、ミャンマー及びカンボジアのエリアを指揮してきたカール・ハドソン氏を、本年9月1日より日本・グアム担当エリアヴァイスプレジデントに任命した。

カール氏は東京をベースに、同地域においてマリオット・インターナショナルのプレミアム及びセレクトブランドプロパティの全体的なオペレーションやプレオープニングを統括し、日本とグアムにおけるホテルポートフォリオの成長、オペレーションや財務パフォーマンスを推進するという重要な役割を担う。

マリオット・インターナショナル アジア太平洋地域(中国を除く) チーフオペレーティングオフィサー、 ラジーブ・メノン氏は以下のコメントを寄せた。

「当社にとって急成長を遂げているマーケットである日本とグアムにおいてカールを迎えることができ、大変嬉しく思います。カールのリーダーシップ経験、オーナー様との関係構築や文化的感受性に対する高い評価が、拡大を続けるこの地域において非常に貴重な存在になると確信しています。本地域は、今後5年間で100軒以上のホテルが開業中となることを見込んでおり、マリオットにとっては主要戦略マーケットです。カールと彼のチームが、当社の直営及びフランチャイズポートフォリオの拡大にさらなる成功をもたらしてくれるでしょう」

カール氏は、1996年に旧ルネッサンス・シドニー・ホテル(現シドニーハーバー・マリオット・ホテル)での料飲部長就任時よりマリオット・インターナショナルでのキャリアをスタートさせた、同社のベテラン。

総支配人としてのキャリアは、2003年に旧セブシティ・マリオット・ホテルにてスタートさせ、続いて三亜マリオット亜龍湾リゾート&スパ、及びルネッサンス香港ハーバービュー・ホテルの総支配人を歴任し、2011年には香港のマルチ・プロパティ・ヴァイスプレジデントに昇進した。

2012年には南中国のマーケットヴァイスプレジデントに着任、2013年には同役職に日本も加わった。

その後2014年にタイ、フィリピン、ベトナム、カンボジア及び日本担当ヴァイスプレジデントに就任。2017年には、担当エリアがタイ、ベトナム、カンボジア及びミャンマーとなり、2016年のスターウッド買収後の急成長や変化、統合の時期を導いてきた。

このたび就任したカール氏のコメントは以下の通り。

「日本とグアムのマーケット担当として就任するにあたり、東京で新たなスタートを切ることを楽しみにしております。成長やイノベーションに対し積極的な姿勢を取ることで、大きな成果を上げられることを確信しています。日本という国は、特に当社が様々な旅行者の需要に応えるべく新たなブランドとともに拡大していく年である2020年に、オリンピックやパラリンピック開催というエキサイティングな時期が近づいていることもあり、国際的にも国内的にも戦略的に重要です」

マリオット・インターナショナルは、現在日本国内において12ブランドの下に43軒のホテルを開業中で、新たな7ブランドを含む35軒のホテルが今後さらに開業予定にあり、日本の著しい成長を示している。グアムでは、ウェスティンとシェラトンのブランドホテルを2軒開業中。

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