マリオットインターナショナルのラグジュアリーブランドのエディション(Edition)がフロリダ・タンパにオープンする。エディションの開業は東京の虎ノ門、銀座でも予定されている。
エディションがタンパに2021年開業
Strategic Property Partners社の4月20日の発表によると、フロリダ州中西部の都市タンパにマリオットのラグジュアリーブランドのエディションが2021年にオープンする。
173部屋の宿泊施設が、26階建てのStrategic Property Partners(SPP)によって開発される高層ビルの一部に開店する。
世界的ホテリエでイノベーターのIan Schrager氏とマリオットのパートナーシップによって生まれたエディションブランドは、現在ニューヨーク、マイアミ、ロンドン、イスタンブール、中国海南島の三亜市などで開業しており、2018年に7つのホテルが世界中で次々開業する予定となっている。
同ホテルは、高級スパ、フィットネスセンター、バー、レストラン、屋上プールなどを備える予定だ。
タンパではJW Marriottが2020年に開業
SPPとマリオットはマリオットのラグジュアリーブランドのJW Marriottを2020年にタンパに開業させることを発表したばかり。
また、タンパに開業している既存のMarriott Waterside Hotel & Marina(727室)についてもSPPがリノベーションを実施し、2019年春に工事が完了する見込みで、JW Marriottの建設工事は2018年4月に開始される予定だ。
3つのホテルが完成するとタンパだけでマリオットは1,400室を超える客室を提供することになる。
フロリダ州第3の都市であるタンパでは近年不動産開発が急速に進んでおり、ビジネス、住宅、ホテル、教育、文化、小売施設などの建設が予定されている。
エディション、2020年に虎ノ門と銀座に日本初開業予定
エディションは、森トラストの昨年7月の発表によると、2020年日本初で、虎ノ門と銀座に開業が予定されている。
その名も「東京エディション虎ノ門」、「東京エディション銀座」で、東京五輪が開催される 2020 年の開業を目指している。
また、Ian Schrager氏のプロデュースする2つの 「エディション」のデザイナーに、世界的に著名な建築家の隈研吾氏の起用が発表され、最注目のホテルとなっている。
マリオットのラグジュアリーブランドは、エディション、JW Marriottの他に、リッツカールトン、ブルガリがある。マリオットのラグジュアリーブランドの展開が進んでいく。
出典:森トラスト
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