韓国・仁川広域市で「第9回日中韓観光大臣会合」が開催、石井国土交通大臣が出席。韓国及び中国の観光担当大臣と、国民の相互信頼を深める活発な観光交流の推進に合意、3国間の協力について議論し、共同宣言文に署名。また両国と個別の会談を行い、観光分野の協力関係強化について議論した。
日韓、両国間の信頼を基にした観光交流の重要性で一致
同会合は、8月30日(金)~8月31日(土)、仁川広域市の松島コンベンシアで開催された。
出席者は、日本からは石井国土交通大臣、田端観光庁長官、観光業界関係者等。韓国からは朴良雨(パク・ヤンウ)文化体育観光部長官、観光業界関係者等。中国からは雒樹剛(ラク・ジュゴウ)文化旅游部長、観光業界関係者等が出席した。
大臣会合では、2020年までに相互交流を3,000万人規模とする日中韓3か国の目標について、昨年(2018年)達成したという認識で一致した。その上で、日中韓3か国の国民の相互信頼を深める活発な観光交流を推進することに合意するとともに、そのために取り組むべき3国間の協力について議論を交わし、3国の共同宣言文に署名した。また、来年の大臣会合は日本で開催することにも合意した。
日韓観光大臣会談では、両国間に様々な課題がある状況であっても、両国間の信頼を基にした観光交流は重要であることについて認識が一致し、今後の日韓間の双方向交流の推進について、意見交換を行った。
日中観光大臣会談では、昨年(2018年)10月に合意した「相互交流1,500万人」の目標に向けて、今後の日中間の双方向交流の推進について、意見交換を行った。
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