tripla株式会社が提供する多言語AIサービス「triplaチャットボット」の導入が500施設を突破した。2017年1月のサービス開始以降、藤田観光株式会社、野口観光株式会社、株式会社京王プラザホテルなどが運営する大手ホテルグループをはじめ、単施設のホテルや旅館での導入が進んでいる。
日本における訪日外国人観光客数は、2020年には4,000万人に達すると見込まれている。しかし宿泊業界の人材は不足しており、日本国内の多くの宿泊施設は、訪日外国人観光客からの問い合わせの増加に適切に対応する難しさに直面している。
「triplaチャットボット」は、宿泊施設に寄せられる問い合わせに多言語対応AIが回答を行い、フロントスタッフの電話やメールへの対応工数を大幅に削減する五言語AI&有人チャットボットサービス。
日本語・英語・韓国語・中簡体・中繁体の各言語のネイティブによる有人チャットオペレーター体制を特徴とし、AIが回答できない質問に対する回答や周辺施設の予約はオペレーターが行うことで顧客満足度の向上に貢献する。
2019年8月には、ワシントンホテル株式会社が運営する「ワシントンホテルプラザ」、「R&Bホテル」、「名古屋国際ホテル」の三つのホテルブランドの全42施設に、「triplaチャットボット」が導入された。
これにより、「triplaチャットボット」の日本国内における導入施設は523施設となった(2019年8月末時点)。
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