観光庁は本日9月18日、平成30年台風第21号やこれに伴う関西国際空港の被災により、訪日客数の伸びに影響を受けることが懸念されるとして、韓国や中国の 大型連休期間を挟んだ1ヶ月程度を集中キャンペーン期間と位置づけ「関西インバウンド観光リバイバルプラン」を策定することを発した。
関西空港の再開と韓国・中国の大型連休をターゲットに
訪日外国人旅行者数は、本年前半は非常に好調に推移したが、平成30年台風第21 号やこれに伴う関西国際空港の被災などにより、その伸びに影響を受けることが懸念されている。
そこで観光庁では、9月21日にも見込まれる関西国際空港の第1ターミナル北の再開を機に、一気呵成に関西地区におけるインバウンド観光を活性化させるため、同日から、韓国や中国の大型連休期間を挟んだ1ヶ月程度を集中キャンペーン期間と位置づけ、関係団体や事業者に協力を呼びかける。なお、この期間、韓国では秋夕(チュソク、韓国のお盆にあたる):9月23日~25日、 中国では、国慶節(建国記念日):10月1日~7日の長期休みを迎える。
策定する「関西インバウンド観光リバイバルプラン」とは、関西を観光地として改めて「知ってもらう」、「来てもらう」、「行ってもらう」、「楽しんでも らう」を4つの柱として、JNTO、航空会社、旅行会社、関西圏の空港、公共交通事業者、小売店、飲食店等の幅広い観光関係者の協力を得て、外国人旅行者の関西への来訪を改めて歓迎する取組とするという。
最終的には、今後、関係団体・事業者からの聞き取り結果を踏まえて、個々の取組を記載した「関西インバウンド観光リバイバルプラン」を9月21日に公表する予定。