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桜と富士が織りなす絶景が首位に:海外に誇れる春絶景ランキング

投稿日 : 2025.04.08

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インバウンド

株式会社リクルートが運営する旅行情報サイト『じゃらんニュース』において、「春絶景」に関するアンケート調査が実施された。この調査は「海外に誇れる春絶景」をテーマに、日本各地の春ならではの風景を集めたものであり、その結果が発表された。

(出典:じゃらんニュース

1位に選ばれたのは山梨県の新倉山浅間公園である。富士山と五重の塔、桜が織り成す日本らしい絶景が評価された。園内には約650本のソメイヨシノが咲き誇り、新倉山の中腹に位置する神社から展望台へと続く階段を上れば、眼前に広がる圧巻の景色が楽しめる。2位には京都府の天橋立がランクインした。日本三景のひとつに数えられるこの場所は、白砂と松並木が続く美しい砂州である。海抜約130メートルの高さにある天橋立傘松公園からは、春の桜とともに空と海が逆転したような景色を楽しむことができる。3位に選ばれたのは栃木県のあしかがフラワーパークである。2014年には「世界の夢の旅行先10カ所」にも選ばれた名所であり、春になると樹齢160年を超える大藤や長さ80メートルの白藤のトンネルなど、350本以上の藤が咲き誇る。広大な敷地に広がる大藤棚は幻想的であり、ライトアップされた夜にはさらに美しい景観が楽しめる。

(出典:じゃらんニュース

4位となった北海道の五稜郭公園は、星形の城郭が特徴的な国の特別史跡である。1914年から公園として一般公開されており、春には約1500本の桜が咲き誇る。5位には青森県の弘前公園が挙げられた。約2600本の桜が咲き誇るこの公園では、古城の風雅な景色とともに、ひとつの花芽から多数の花をつけるボリューム感のある桜を楽しめる。弘前城天守は東北で唯一の現存天守であり、国の重要文化財にも指定されている。6位には長野県の花桃の里がランクインした。阿智村の月川温泉郷を流れる川沿いには約5000本もの花桃が咲き誇り、赤、白、ピンクのグラデーションが春の景色を彩る。観賞用に改良された花桃は、その美しさから「桃源郷」とも称される。

(出典:じゃらんニュース

7位は茨城県の国営ひたち海浜公園であり、「みはらしの丘」を埋め尽くす約530万本のネモフィラが青空と溶け合い、一面をブルーに染め上げる。春にはナノハナやチューリップ、ポピーなども咲き誇り、色鮮やかな春の風景が広がる。8位となった兵庫県の鳴門海峡では、春と秋の大潮時に直径20メートルにも及ぶ大渦が出現する。世界三大潮流のひとつとされるこの海峡では、クルーズ船からその迫力を間近で体感することができる。9位には山梨県の富士本栖湖リゾートで開催される「富士芝桜まつり」が選ばれた。富士山を背景に約50万株の芝桜が咲き誇る様子は壮観であり、園内にはフォトスポットも設置されている。10位は佐賀県の浜野浦の棚田である。水を張る春の田植え期には、棚田に映る夕日が海面とともにオレンジ色に染まり、非常にフォトジェニックな光景を作り出す。

 

詳細はこちら:「じゃらん 海外に誇れる春絶景ランキング」

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