日本政府観光局(JNTO)が、全国のコンベンション推進機関等からの情報を基にとりまとめたところ、2017年に日本で開催された国際会議の件数は、前年比 6.2%増の3,313件で、6年連続過去最高を記録した。
開催件数6.2%増加も、参加者数は7.3%減少
JNTOによると、2017年に日本で開催された国際会議の件数は、前年比6.2%増の3,313件となった。
都市別の開催件数は、1位:東京23区(608件)、2位:神戸市(405件)、3位:京都市(306件)であった。
2017年に開催件数の伸びが大きかった都市は、神戸市(145件増)、東京23 区(34件増)、北九州市(29件増)であり、全体の件数増加をけん引した。
他方で、2017年に日本で開催された国際会議の参加者総数は、前年比7.3%減の172.6万人であった。
参加者数200人以下の小規模会議の開催件数の増加がみられたものの、中・大規模会議の開催件数の減少が影響したため。
今後の取り組みとして、JNTOは、日本国内各地でMICE施設の新設・増設が予定されており、MICE誘致に向けた気運が高まっていることから、政府の日本再興戦略で掲げられている目標「2030年にはアジアNo.1 の国際会議開催国として不動の地位を築く」の実現に向けて、官民一体となって国際会議の誘致促進を一層強化していくという。
出典:JNTO
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