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ドイツ観光局、デジタルキャンペーン「51のユネスコ世界遺産 Historic.Modern.Germany.」を開始

投稿日 : 2023.06.02

海外

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公的機関ニュース

2023年5月31日、ドイツ観光局(DZT)は6月4日のドイツ世界遺産の日を記念し、2023年6月1日より「51のユネスコ世界遺産 Historic.Modern.Germany.」というデジタルキャンペーンを開始すると発表した。このキャンペーンは旅行サイトフォートラベルとSNSを活用し、一か月間で200万インプレッション、フォートラベルのキャンペーンページでの10,000ページビューを目標としている。
(出典:ドイツ観光局(DZT)

ドイツは世界遺産数で世界TOP3に位置し、その中には7つのカテゴリーに分類される51の世界遺産が存在する。これは、日本人がドイツ観光を「活気ある町」「歴史的建造物」「文化遺産」を中心に認識している点に照応している。

2023年に実施された日本の観光庁のアンケートでは、Z世代の中でドイツは訪れたい国のランキングで女性6位、男性9位と高い人気を誇っている。これは若年層におけるドイツ観光への関心の高まりを示し、その将来性を予感させる。

DZTは、ドイツ連邦経済気候保護省の指示により、国内外の観光客に対するドイツの魅力を伝える役割を担っている。市場調査、顧客需要分析、中小企業との連携強化、ブランドイメージの向上などがその主な戦略である。重視するテーマはデジタル化と持続可能性で、これらを通じて持続可能で競争力の高いインバウンド観光の推進を目指している。新技術の活用と持続可能性の推進がその具体的な取り組みである。

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