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多言語AIチャットボット「talkappi」災害情報提供機能

投稿日 : 2018.10.03

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多言語コミュニケーションツールを開発する株式会社アクティバリューズは、同社が展開する多言語AIチャットボット「talkappi」において、多言語での災害情報の提供機能を拡充の上、開始した。多発する災害を前に、チャットボット各社が開発を急ぐ。

出典:アクティバリューズ

多言語での災害情報の提供

多言語コミュニケーションツールを開発する株式会社アクティバリューズは、同社が展開する多言語AIチャットボット「talkappi」において、多言語での災害情報の提供機能を拡充開始した。これにより以下が可能となる。

1、同社が提供中の観光分野向け多言語チャットボットを通じて、日本人・訪日外国人向けに災害情報を提供すること。

2、自治体等が、同社が今後新たに提供開始する災害情報提供に特化した多言語チャットボットを通じて、旅行者のみならず住民サービスとして災害情報を多言語で提供すること。

3、QRコードを設置・表示するだけで、これらの情報の窓口をホームページ、紙媒体、交通機関案内窓口、テレビ映像、動画等あらゆるチャネルから提供できるようになること。

4、災害時の人手確保困難な状況でも、AIが多数の問い合わせに自動対応すること。必要に応じて、緊急度の高い問合せに対しては有人のチャット・コールセンターとも連携し、きめ細かなサポートを行う窓口を提供すること、

などである。

4言語対応「talkappi」

2017年12月にリリースした「talkappi」は、AIによる多言語での問合せへの自動応答機能などを備えたチャットボット。

Webブラウザーに加えてLINE、Facebook messenger、WeChatといった国内外のメッセージアプリでも使うことができるため、ユーザーとの接点を旅マエ~旅アトにわたり維持できる強みがある。

日本語、英語、中国語(簡体)、中国語(繁体)、韓国語に標準対応しており、日本人はもちろん訪日外国人の9割以上をカバーできる。草津温泉の代表的なリゾートホテル「Hotel Village」や旅行会社の「ホワイト・ベアーファミリー社(WBF)」などで既に導入され、自動応答率の高さなどで好評を得ているという。

同社は、多言語コミュニケーションツールを提供することで、インバウンド誘致に取り組む自治体・宿泊施設・旅行会社や旅客運送業者といった関連サービス提供会社とともに、今後もインバウンド誘致による地域活性化に貢献していきたい考え。

災害時情報提供機能をめぐっては、ビースポーク の「Bebot」が9月に災害時サポート機能の提供開始を発表しており、災害などの際の多言語での訪日外国人向けのサポート機能の充実にチャットボット各社が取り組む。

 

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