東京五輪で体操競技が実施される有明体操競技場。同施設は有明北地区に仮設で整備される会場。大会時には、約12,000人の客席数を有する競技場が建設される予定。オリンピックでは、体操・新体操・トランポリンが開催され、パラリンピックではボッチャ(障害者スポーツの一つ)が開催される。
12,000人が見つめる花形競技に有明が沸く
古代オリンピックの種目のひとつであり五輪を代表する花形競技でもある体操が開催される同施設の所在地は、東京都江東区有明一丁目10番1号。
東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場駅」や東京臨海新交通臨海線ゆりかもめ「有明テニスの森駅」からほど近い立地となっている。
オリンピックでは体操・新体操・トランポリンが開催されるが、特に体操競技については男女ともに日本のメダルが期待されており、多くの観客が来場する見込み。
また、パラリンピックのボッチャはヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者などのために考案されたスポーツ。
出典:日本ボッチャ協会
東京都江東区・周辺ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、東京都江東区には宿泊施設が48、部屋数にして7,779室が提供されている。新規開業予定は19施設、部屋数にして6,106室が新たに供給される見込み。
また、有明体操競技場の周辺半径2キロ圏内には宿泊施設が9、部屋数にして2,796室が提供されている。
新規開業予定は9施設、部屋数にして3,290室と既存の供給数を上回る驚異的な増加が予定されている。
特に注目なのは、住友不動産の「(仮称)有明北3-1地区(3-1-B・C街区)計画」(シティタワーズ東京ベイ)でホテル・サービスアパートメントとして800室、1,539邸のタワーマンション、8,000人収容のイベントホールを含む巨大施設となる予定で、2020年3月には一部施設がオープンする見込み。同プロジェクトは国家戦略特区認定のプロジェクトとして進められている。
そのほか、「ホテルJALシティ東京 豊洲」(2019年内開業、330室)など注目のホテルが東京五輪に向けて相次ぎ開業する予定。
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