オークラ ニッコー ホテルマネジメントは、「オークラフロンティアホテルつくば」について、つくば駅に隣接したメインビル「オークラフロンティアホテルつくば 本館」を「ホテル日航つくば」に、国際会議場に直結した「オークラフロンティアホテルつくば エポカル館」を「ホテルJALシティつくば」にリブランドし、2020年4月1日に開業する。
「オークラフロンティアホテルつくば」が2ブランドで開業
この度のリブランドでは、同ホテルがオークラフロンティアブランドとして2001年の開業以来、築いてきた経験と信頼をもとに、それぞれの施設の特徴を最大限に発揮できるブランドへ転換することを通じ、更なるサービスの向上を実現。
つくば駅に隣接し、総客室164室、レストランおよび多数の宴会場・会議室等を擁する本館は、「ホテル日航つくば」として、ホテルニッコーブランドの親しみあるサービスを強化し、国際都市つくばに相応しい地元に根差した顧客サービスを追求していく。
また、総客室186室を擁する宿泊主体型の施設であり、かつ国際会議場に直結し、ビジネスのご利用に最適であるエポカル館は、「ホテルJALシティつくば」として、JALのネットワークを活かした集客を強化するとともに、QRコードを使用したクイックチェックイン・チェックアウトシステムを導入する等、顧客の宿泊時の利便性の向上を図る。
また、リブランド後も、引き続き、オークラ ニッコー ホテルマネジメントが両ホテルの運営を行い、同社が運営する会員プログラムであるOne Harmonyも、変わらず提供していくという。
なお、「オークラフロンティアホテルつくば」のリブランドをもって、オークラフロンティアブランドでのホテル運営は終了。今後、同社グループは、「オークラ ホテルズ & リゾーツ」としては、オークラ ヘリテージ、オークラ プレステージ、ホテルオークラの3つのブランドを、「ニッコー・ホテルズ・インターナショナル」としては、グランドニッコー、ホテルニッコー、ニッコースタイルの3つのブランド、これにホテルJALシティを加え、合計で7つのホテルブランドを運営していくことになる。
【同ホテル施設 概要】
・ホテル日航つくば(現オークラフロンティアホテルつくば 本館)
所在地:茨城県つくば市吾妻1-1364-1
延床面積:18,600㎡
階数:11階
客室数:164室
施設:宴会場・会議室 13、レストラン 3(うちテナント1)、チャペル、神殿、屋内プール
アクセス:つくば駅A3出口より徒歩2分
・ホテルJALシティつくば(現オークラフロンティアホテルつくば エポカル館)
所在地:茨城県つくば市竹園2-20-1
延床面積:7,042㎡
階数:11階
客室数:186室
施設:レストラン 1(テナント施設)
アクセス:つくば駅A3出口より徒歩8分
茨城県つくば市ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、つくば市には宿泊施設が51、部屋数にして2,762室が提供されている。
同市内には、アパホテルが〈つくば万博記念公園駅前〉を2020年4月に171室で開業する予定となっている。
客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
両ホテルはリブランド後も客室数を維持する見込みで、2位と4位にランクインしているが、この間にアパホテルが割って入る形となる。
【合わせて読みたい】
アパホテル〈つくば万博記念公園駅前〉(仮)2020年3月開業