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星のや軽井沢「春待ちぼんぼり」2019年2月15日~4月15日

投稿日 : 2018.12.25

長野県

ホテル関連ニュース

星のや軽井沢」では、2019年2月15日~4月15日の期間限定で「春待ちぼんぼり」を開催。冬が長く、春が遅い信州の地で、春の訪れを寿ぐ「新しい花見」として企画したイベント。

出典:星のや軽井沢

春の訪れを待ちわび、寿ぐイベント

3月3日の「上巳(じょうし)の節句(=桃の節句)」で飾られる雛人形。

そこで用いられるぼんぼりに着想を得て製作したオブジェ「春待ちぼんぼり」が、星のや軽井沢の集落中央にある棚田を彩る。

現実の春が訪れる前に出現する「もうひとつの春」の風景を眺めて楽しむことができるイベント。

雛祭りは中国の五節句のひとつ、上巳の節句が日本に伝わって、平安時代の人形(ひいな)遊びや、流し雛の行事と結びついたもの。

上巳の節句は桃の咲く時期に重なることから桃の節句とも言われる。現在、多くの場所で新暦3月3日に行われる雛祭り。しかし信州では現在でも、旧暦に合わせ4月初旬に雛祭りを行う地域がある。

信州、中でも軽井沢の春は遅く、花が咲くのは4月も中旬を過ぎてから。信州で旧暦に合わせて節句を行うのは、春が遅い土地ゆえんとも。

同イベントで使用するオブジェ「春待ちぼんぼり」は、雛祭りで用いられるぼんぼりに着想を得た。冬の軽井沢の情景にぼんやりとしたあかりを灯すぼんぼりは、もうひとつの春の風景をつくり出すのにふさわしいアイテムと考えた。

もうひとつの春の風景を眺めて楽しむ新しい花見は、花を愛でる通常の花見とは異なり、春の訪れや生命のいとなみや、季節のうつろいを愛でる花見。節句を節目に、遅いながらも少しずつ春へと近づいていく季節のうつろいを感じ、晴れやかな気分になってほしいという思いを込めている。

節句にちなんだ期間限定の催し「節句のひととき」

また、棚田一面を飾る春待ちぼんぼり。それらを見晴らせる場所にある「棚田テラス」にて、節句にちなんだ期間限定の催し「節句のひととき」を合わせて開催する。

信州では節句の雛壇(ひなだん)に、ヨモギを使った菱(ひし)餅や草餅が供えられてきた。

また、飯田市や伊那市など南信州では、慶事の際に「赤飯まんじゅう(赤飯を白と赤のまんじゅうで包んだもの)」を食べる食文化がある。

節句のひとときでは、春の訪れを祝い、健康な毎日を祈りながら、新しい花見を楽しんでほしいという願いを込め、赤飯まんじゅうと草餅を提供。

また、それらの甘味に合わせ、地元・佐久の酒蔵「古屋酒造店」の日本酒「深山桜(みやまざくら)」の古酒を用意。30年以上の時を経て熟成された古酒の香りに包まれ、冬から春へ、また夕暮れから夜へと変わっていく季節や時のうつろいを感じ、ぼんぼりがつくり出すおぼろげな情景に浸ることができる催し。

出典:星野リゾート

【「春待ちぼんぼり」概要】 

期間:2019年2月15日~4月15日
料金:無料
対象:星のや軽井沢宿泊者限定
予約:不要

【星のや軽井沢 概要】

現代を休む日、谷の集落に滞在する。すべての星のやの始まりである軽井沢は、首都圏から程近く、慌ただしい毎日を休むにふさわしい場所。

澄んだ空気に包まれた「山あいの理想郷」と表現すべく、離れになった客室は水辺を囲み、部屋のテラスから四季折々の景色を臨める。

所在地:長野県軽井沢町星野

客室数:77室

出典:星のや軽井沢

長野県軽井沢町ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、軽井沢町には宿泊施設が210、部屋数にして5,351が提供されている。

新規開業予定は2施設、部屋数にして182が新たに供給される見込み。

同町の客室数トップ10は以下の通り。

出典:メトロエンジンリサーチ

同ホテルは77室で13位となっている。

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