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「星野リゾート 青森屋」、十和田市立第一中学校と協働授業実施

投稿日 : 2021.07.20

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ホテル関連ニュース

星野リゾート 青森屋」が、2021 年 7 月 13 日、十和田市立第一中学校と協働授業を実施した。第一中学校の 2 学年は、「ふるさと学習」の一環で十和田市の伝統工芸品「きみがらスリッパ」の調査をしており、青森屋の「きみがらプロジェクト」の取り組みを学ぶために来館した。

十和田市立第一中学校の皆さん

授業では、馬の力を借りて田畑を耕す、馬耕から始めたトウモロコシ畑や、青森県十和田市の伝統工芸品「きみがらミニぞうり」を作る体験などを青森屋のスタッフが案内し、伝統文化を青森屋のゲストに伝えるときの工夫ややりがいを伝えた。

「星野リゾート 青森屋」が2019年から取り組んでいる「きみがらプロジェクト」をきっかけに始まった、青森屋と第一中学校の協働授業は 2020 年の 7 月、10 月に続き、3 回目となる。
第一中学校の 2 学年は「未来に残そう 私たちの町 十和田市~30年後に残したいもの~」というテーマで、伝統工芸品「きみがらスリッパ」を調査している。そのゴールは、学んだことをポスターやリーフレットなどにまとめ、11 月に予定している東京への修学旅行で十和田市及び青森県の魅力を PR することだ。

参加した生徒たちは畑ではトウモロコシの生育状況を見学し、一番大きくなりそうなトウモロコシの茎を予想。ことし 10 月に予定している 4 回目の協働授業で、スタッフから生徒に、結果を発表する。

伝統工芸品の作り手不足を課題として始まったこの「きみがらプロジェクト」は、製作技術を継承するだけではなく、畑でトウモロコシを栽培するところから、その素材が工芸品に作り変えるまでに携わり、観光資源として活用しており、地元の未来を担う中学生の学びにも繋がるとしている。

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