阪急交通社が、2018年12月24日の宿泊が含まれる海外ツアーの現時点(12月4日)での申込者数を集計、「クリスマスの海外旅行先ランキング」として発表した。
近場の台湾がトップ、中欧が上位を占有
全国各地で開催され、日本でも定着してきたクリスマスマーケット。その発祥はドイツのドレスデンと言われている。そのドイツをはじめ、オーストリア、チェコ、ハンガリーなど中欧諸国を巡るツアーは阪急交通社でも人気があり、本場のクリスマスマーケットを巡るツアーも用意している。
そこで阪急交通社では、クリスマスの海外旅行先ランキングを発表した。
なお、クリスマスを目的としたツアーには限定しておらず、クリスマスとの関係が比較的強くはない国も上位にランクイン。クリスマスを楽しみたいという旅行者ばかりでもなく、ハイシーズンとなる国を避けて、その時期でも安く旅行できるという国を選ぶ人も多いことがわかった。
トップとなったのは台湾で、クリスマスの盛大なイベントとして有名なのは「新北市ハッピークリスマスシティ」というイベント。きらびやかなイルミネーションはもちろん、新北市政府庁舎では毎年プロジェクションマッピングも行われている。
出典:阪急交通
2位はドイツで、クリスマスマーケットの発祥の地ともされており、大都市だけでも2,500以上のクリスマスマーケットが開催されている。
中でも、世界最古と言われるドレスデン、世界一有名と言われるニュルンベルク、世界最大と言われるシュトゥットガルト、この3つがドイツの3大クリスマスマーケットと呼ばれ、よく知られている。
出典:阪急交通
3位はオーストリア、音楽の国とも呼ばれる同国だが、有名なクリスマス・キャロル(クリスマスを祝う歌)である「きよしこの夜」は、このオーストリアで誕生した。1818年にオーベルンドルフという村の聖ニコラウス教会で初演された。
クリスマスも至るところで音楽に触れることができ、ウィーン市庁舎、シュテファン大聖堂、ベルヴェデーレ宮殿など歴史ある建物の前ではクリスマスマーケットが楽しめる。オーナメントやクリスマスのお菓子などが売られており、飲物ではグリューワイン(ホットワイン)が定番で、「プンシュ」と呼ばれる温かいカクテルもおすすめとなっている。
出典:阪急交通
【2018年 クリスマスの海外旅行先ランキング】
1位 台湾
2位 ドイツ
3位 オーストリア
4位 チェコ
5位 イタリア
6位 ハンガリー
7位 フランス
8位 エジプト
9位 ニュージーランド
10位 モロッコ
対象:2018年12月24日の宿泊を含む海外ツアー
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