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博多東急REIホテル、博多祇園山笠の賑わいを体感できる客室

投稿日 : 2018.12.25

福岡県

ホテル関連ニュース

博多東急REIホテルでは客室改装を実施し、博多を代表する祭り博多祇園山笠をテーマとしたコンセプトフロア「博多山笠」を2019年1月19日(土)から販売する。

出典:東急REIホテルズ

コンセプトフロア「博多山笠」

コンセプトフロア「博多山笠」は、訪日外国人旅行者にホテルでも「博多」を感じてもらうため誕生した。

デザインモチーフは、博多祇園山笠で着用する水法被の柄。この柄は、博多の自治組織の呼称「流(ながれ)」ごとに異なる。

7つの「流」のモチーフを客室階エレベーターホールの壁面にあしらい、博多祇園山笠の賑わいを表現した。

流(ながれ)とは安土桃山時代に行われた「太閤町割」に端を発した博多の町の区画分けの単位。現在では、祇園博多山笠などの大規模な祭事は流単位で執り行われている。

客室扉には水法被を纏った締め込み姿の男性のイラストが描かれ、祭りの雰囲気をより感じることができる。

客室内は日本文化を体験できるよう、座布団を置いたベンチシート、水法被柄の作務衣タイプのルームウェアを用意。また室内は履物を脱ぎ、鼻緒スリッパで過ごせる。

カラースキームはレッド・ブルー・グリーン・ブラウン・ベージュの5色。この5色は博多織の「五色献上」から着想し、博多を代表する食「明太子」「ごまさば」「柚子胡椒」「もつ鍋」「とんこつラーメン」を、華やかな色彩で示した。

同ホテルは、全国でも訪日観光客需要がトップクラスの福岡県の中心地に位置している。

福岡市の「福岡市の観光・MICE 2018年版(平成28年福岡市観光統計)」によれば、福岡市は2017年に外国人入国者数が298万人となり、6年連続で過去最高を更新している。

特に韓国・中国・台湾・香港の東アジアからの旅行者の訪問が堅調で、今後も増加が見込まれる。同ホテルは今後も増加すると思われる東アジアからの顧客に向け、博多の魅力を感じられるサービスと空間を提供していく。

出典:東急REIホテルズ

<客室改装工事概要>
実施期間:2018年12月4日(火)~2019年1月18日(金)
実施部分:12~13階 / ツイン9室、ダブル21室、シングル4室 計34室
設計業者:株式会社日建スペースデザイン
施工業者:有限会社スタジオジャック

<博多東急REIホテル 概要>

出典:東急REIホテルズ

所在地:福岡県福岡市博多区博多駅前1-2-23
部屋数:204室

福岡市博多区ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、博多区には宿泊施設が198、部屋数にして20,215が提供されている。

新規開業予定は16施設、部屋数にして2,842が新たに提供される見込み。

客室数トップ10は以下の通り。

出典:メトロエンジンリサーチ

激戦地の博多で、祇園博多山笠を演出したコンセプトフロアで差別化を図る同ホテルの戦略に注目だ。

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