GoToトラベルキャンペーンの質問集(FAQ)が18日に更新され、東京対象入りに関しての項目が追加された。
新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、7月22日の開始直前に急遽、「Go To トラベル」事業の対象地域から除外された東京都。しかし9月11日に行われた分科会にて東京追加の是非が話し合われ、10月から正式に本事業の割引対象となる。
東京発着の「GoTo」割引旅行は18日から販売開始。それにともない、観光庁のサイトで公開されている質問集(FAQ)にも東京追加に関する項目が追記された。
東京が除外されていた時期は、旅行者の居住地確認が義務付けられていたが、東京追加で対応に変化はあるのか。FAQ「Q109」の本人確認についての質問で、以下の文章が追加されている。
『※10 月 1 日(木)以降に出発する旅行について、本人確認書類はこれまでと同様といたしますが、居住地確認は不要となります。』
必要書類については特に変更がなかったので、居住地確認は不要とされているものの、旅行者はこれまで通り指定の身分証明書を持参した方が無難だ。
本人確認に必要な書類については、下記のように定められている。
○1点で本人確認書類として認められるもの:1枚で氏名及び住所、写真が確認できる書類
・マイナンバーカード
・運転免許証
・旅券(パスポート)
・運転経歴証明書
・在留カード
・特別永住者証明書
・海技免状等国家資格を有することを証明する書類
・障害者手帳等各種福祉手帳
・船員手帳
・戦傷病者手帳
・官公庁職員身分証明書 等
○ただし、上記書類を持っていない場合、以下に掲げる①と②の書類のうち、①を二つ又は①を一つ及び②を一つの組み合わせであれば、氏名及び住所が確認できる書類として提示可能
①健康保険等被保険者証、介護保険被保険者証、年金手帳、年金証書等
②学生証、会社の身分証明書、公の機関が発行した資格証明書等
※ 中学生以下の子供であって、上記の書類がそろわない場合、本人の健康保険証と法定代理人の本人確認書類(運転免許証、旅券等)で代用可
事務局によれば、必要書類はコピーでも構わないとのこと。しかし宿泊施設において対応が違う可能性もあるため、旅行者は事前に確認しておくと良いだろう。