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客室設置型タブレットを周辺飲食店と連携、デリバリー注文可能に

投稿日 : 2018.08.30

東京都

ホテル関連ニュース

テックファームミライトが提供する宿泊施設の客室設置型タブレット「ee-TaB*® (イータブ・プラス)」が「相鉄フレッサイン 日本橋茅場町」に導入。周辺の飲食店と連携、 客室からデリバリー注文ができる機能を追加。周辺ホテルの展開状況と合わせてお送りする。

相鉄フレッサイン 日本橋茅場町、全室に導入
ホテルや旅館の客室設置型タブレット「イータブ・プラス」は、本年 9 月 1 日(土)にリニューアルオープンする 「相鉄フレッサイン 日本橋茅場町」の全196室に導入される。
ホテル周辺の飲食店と連携し、 客室からデリバリー注文ができる機能を追加し、周辺店舗と一体となったホテルサービスを提供し、宿泊者の利便性やホテルスタッフの業務効率をさらに向上させることに貢献する。
これまでの客室へのデリバリーは、設置されたチラシなどを見て宿泊者が電話で注文していたが、 時にはホテルのフロントスタッフが注文を仲介することもあったため、業務負担となっていた。

業務効率化、英語対応、利便性も向上
本機能では、宿泊者がタブレットで商品を注文すると、オーダー情報が直接店舗に送信される仕組みにすることで、スタッフの業務効率化を支援する。また、英語にも対応しており、訪日外国人でも安心・簡単な注文が可能。
さらに、宿泊者自身のスマートフォンアプリなどから注文する場合は、個人情報の入力を伴う会員登録をする必要があるのに対し、本機能は、頼みたい商品とその数を選ぶだけで注文でき、宿泊者の利便性向上につながる。
本機能は、これまでイータブ・プラスが提供してきたアメニティなどのオーダーシステムを応用。通常、オーダー情報はレシートプリンターに出力されるが、本導入ではホテル近隣のピザ店と連携するにあたり、店舗側の既存オペレーションに合わせたFAX出力とした。
これによって、注文の確認漏れを防止するとともに、新たにレシートプリンターを購入する必要がなくなるため、初期導入コストを抑制することができる。

出典:テックファーム

イータブ・プラス
イータブ・プラスは、ホテルや旅館の客室にタブレットを設置し、多言語コンテンツを配信するサービス。施設ごとにカスタマイズが可能なため、運営形態や立地環境に合わせて最適なメニューを提供できる。
フロントでの一括管理が可能なため、ホテルスタッフの手を煩わすことなく運用ができるほか、アメニティ注文の受付や清掃状況の管理など、運営をサポートする機能も提供している。

周辺ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、リニューアル開業する同ホテルは、以下の地図の赤ピン(東京都中央区日本橋茅場町1丁目3-10)に位置しており、日本橋エリアの同ホテル周辺には新規ホテル開業(紫色ハウスマーク)が多数予定されている。既存ホテル(緑、青で大きさは施設部屋数規模を示す)も点在しているほか、民泊物件(赤色サークル)も多数存在しているのがわかる。

出典:メトロエンジンリサーチ

同ホテルの半径1km圏内には、宿泊施設数が62、宿泊部屋数7,719、民泊施設は321部屋が提供されており、新規開業予定も13軒(推計、1,929室)となっている。
こうした激戦地で、タブレットの新機能が差別化戦略として功を奏すのか、競合店舗にとっても目が離せない。

出典:ミライト

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