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大和ハウス「新さっぽろ駅」周辺地区で大規模複合開発

投稿日 : 2018.12.17

北海道

新規ホテル情報

大和ハウス工業は、大和リースと、新さっぽろ脳神経外科病院、新札幌整形外科病院、医療法人記念塔病院、札幌学院大学、産業技術学園の6者とともに、本日12月17日、札幌市厚別区のホテルを含む「(仮称)新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト」の共同開発に着手した。

出典:大和ハウス工業

(仮称)新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト

同事案は、札幌市が進める「札幌市まちづくり戦略ビジョン」に基づいた「市営住宅下野幌団地」跡地の公募提案型売却に応募した結果、2017年3月に最優秀提案者に選ばれたもの。

本日12月17日に、札幌市と公有財産土地売買契約を締結し、開発に着手することになった。
「新さっぽろ駅」周辺地区は、札幌市の一点集中型の都市構造から、多核心的都市構造へ誘導するための「副都心」として位置付けられており、JR・地下鉄・バスターミナルなどによる一大交通結節点として、公共施設や商業・業務機能が集積している。
また、道外からの来訪者にとってJR「新札幌駅」は、「新千歳空港」から札幌へ入る玄関口となっており、道央自動車道のI.C.も近いため、道内各方面へのアクセスも良好。
G街区に大学と専門学校を建設し、I街区に分譲マンションやホテル、商業施設のほか医療施設4棟を計画する開発総敷地面積約55,700㎡(札幌ドーム約1個分)の大規模複合開発プロジェクト。

I街区では、各施設を「アクティブリンク(空中歩廊)」で接続し、JR「新札幌駅」北側とも空中歩廊でつなげることにより、歩行者の利便性を向上させる予定。

ホテルは、約220室で、2023年4月以降の開業を予定する。

今後の開発予定:

【G街区】
2019年3月 G街区造成工事着工
2019年7月 産業技術学園着工
2019年10月 札幌学院大学着工
2020年10月 産業技術学園竣工
2021年1月 札幌学院大学竣工
2021年4月 開学【I街区】
2019年4月 I街区造成工事着工
2020年2月 共用駐車場着工(商業施設)
2020年3月以降 メディカルABCD着工、分譲マンション着工
2021年2月 共用駐車場竣工(商業施設)
2021年6月 ホテル・商業施設・アクティブリンク着工
2022年5月 メディカルABCD竣工、アクティブリンク竣工
2022年11月 分譲マンション竣工
2023年3月 ホテル・商業施設竣工

 

【「(仮称)新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト」概要(予定)】
所在地:G街区 札幌市厚別区厚別中央一条5丁目493-27(地番)

I 街区  札幌市厚別区厚別中央一条6丁目493-12他(地番)
アクセス:JR千歳線「新札幌駅」、札幌市営地下鉄東西線「新さっぽろ駅」
開発総敷地面積:約55,700㎡(一部借地含む)
取得面積:49,263.08㎡
総工期:2019年3月~2023年3月
総事業費:約500億円

【ホテル概要】
事業者:大和ハウス工業株式会社
敷地面積:約2,420㎡
建築面積:約1,780㎡
延床面積:約14,300㎡
工期:2021年6月~2023年3月予定
構造・階数:RC造・地下1階、地上12階建て
部屋数:約220室
開業:2023年4月以降予定

札幌市厚別区ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、札幌市厚別区には宿泊施設は2施設のみとなっており、客室数で647が供給されている。

新規開業予定は同事案の他には確認できなかった。

厚別区は、札幌市の東部に位置し、面積24.38平方キロメートル、周囲約28キロメートルで、札幌市では、面積が一番小さな区。

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