神奈川県茅ヶ崎市の発表によると、新設市役所に隣接する市役所仮設庁舎跡地活用事業について公募プロポーザル型事業者選定を実施し、優先交渉権者を株式会社東横インに決定した。
市の中心部、市役所仮設庁舎跡地に東横インが進出
出典:茅ヶ崎市
市役所仮設庁舎跡地については、平成30年11月2日から2月15日までの間、事業用定期借地を前提に事業者の募集を行い、4グループから応募を得ていた。
その後、「茅ヶ崎市役所仮設庁舎跡地貸付事業者選定委員会」の審査、答申を経て、その結果を踏まえ、優先交渉権者を決定した。
新設されるホテルは、10階建で、宿泊施設のほかに市民ギャラリー、会議室としても活用される。
建築面積は609㎡、延べ床面積は5,767㎡。
駐車台数は20台で定期借地期間は40年となる。
今後のスケジュールとしては今月末までに基本協定を締結し、8月に設計に着手、来年夏には工事に着手し、開業は2021年11月頃となる見込み。
出典:茅ヶ崎市
神奈川県茅ヶ崎市ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、神奈川県茅ヶ崎市には宿泊施設が10、部屋数にして250室が提供されている。
内、東横インはすでに160室で「東横INN 湘南茅ヶ崎駅北口」を展開しており、同市内では大規模な宿泊施設としては唯一となっており、同ホテルが開業すると2軒目となる。
また、湘南・茅ヶ崎には小津安二郎監督や昨年亡くなった女優の樹木希林さんなど映画関係者にゆかりが深いことで知られる「茅ヶ崎館」などの小規模な旅館も展開している。
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