ホテル特化型メディア

眠っていたデータから新たな付加価値を

トップ > ホテル関連ニュース > ブティックホテルの頂点、SLHアワード2018発表

ブティックホテルの頂点、SLHアワード2018発表

投稿日 : 2018.12.07

海外

ホテル関連ニュース

スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(SLH )は、SLHアワード2018においてギリシャ・サントリーニ島のCanaves Oia Suitesを2018年の年間最優秀ホテルとして表彰した。その他の受賞ホテルと合わせてご紹介する。

出典:SLH

リゾートホテル・ファイナリストにABBA Resorts Izu

SLHアワード2018には今年新たに3部門が設けられ、最優秀美デザインホテル賞をギリシャのLiostasi Hotel & Suites、最も個性溢れるホテル賞をOrania.Berlin、そして最優秀ファミリー向けホテル賞をマレーシアのGaya Island Resortの各ホテルが受賞した。

SLHのロイヤルティプログラムINVITEDの会員はじめ高級ホテルを扱う旅行代理店限定での投票も行われ、The Sukhothai Shanghai(年間最優秀シティホテル)、ニュージーランドのBlanket Bay(年間最優秀カントリーハウスホテル)、Canaves Oia Suites(年間最優秀リゾートホテル)の各ホテルが表彰を受け、この内最も高い評価を得たCanaves Oia Suitesが年間最優秀ホテルに選ばれた。

日本からは年間最優秀リゾートホテルのファイナリストにABBA Resorts Izu(アバ リゾート 伊豆坐漁荘)が残っていたが、惜しくも表彰には至らなかった。

またスペインのマヨルカ島のCap Rocat、東京ステーションホテル、ギリシャのPorto Zante Villas & Spaは、それぞれスパ、レストラン、スイートルームの分野において第一位に選ばれた。

その他、アマルフィ海岸沿いに建つCasa Angelina Lifestyleが最優秀ロマンチックリゾートとして表彰を受けた。

ベリーズ(中央アメリカ東岸の国)のKa’ana Resortは環境問題に対する優れた取り組み、地元から物品を調達する姿勢、地元コミュニティにおける奨学金制度の設立、バスルームの修繕事業や環境対策等が秀でていたとして最優秀ケアリングラグジャリーホテル賞を受賞した。

スペインのHacidenda Zorita Wine Hotel & Spaでフロント オフィス マネージャーを務めるAlvaro Herrera Gomezさんには最優秀ホテルマン(ウーマン)賞が贈られた。ゲストが困っている時の落ち着きとおもてなしは目を見張るものがあった。

最優秀インスタ映えホテルに選ばれたOlive Boutique Hotel(@theoliveexperience)は、差し色の青やニュートラルな色彩がホテルのラグジュアリー感を表し、Instagramの美しい投稿に演出されているとして高い評価を獲得した。

最優秀ホテル動画賞が贈られたギリシャのCanaves Oia Hotelはプロモーションビデオ“Canaves Oia -Where Time Stops(Canaves Oia-時間が止まったホテル)”が、時を気にせずゆったりとくつろげるリゾートを物語る映画のような動画スタイルが評価された。

またSLHの覆面調査部門は過去1年間にわたりすべてのSLH加盟ホテルに宿泊。宿泊したゲストのレビュー、覆面調査のスコア、総合的な評価に基づきシチリア島のHotel Villa Carlottaが覆面調査優秀賞として選出された。

今年新しくSLHに加盟したホテルの中から選ばれる最優秀新規加盟ホテル賞は、フランス・コルシカ島のDomaine Misincuが受賞した。

SLHのCEOであるジャン=フランソワ・フェレ氏は「SLHでは世界中の最も個性的かつ隠れ家的、そして心動かされるご滞在を実現するホテルをラインアップとして取り揃えています。創造性豊かで、一流かつ文化的な側面を持ち合わせ、SLHの個性溢れる精神を体現する優れたホテルを表彰できることを大変嬉しく思っております」とコメントした。

【合わせて読みたい】

東京ステーションホテル、SLH最優秀グルメホテル賞

関連記事