アパホテルはホテル事業において、冨張興業株式会社とフランチャイズ契約を締結し、茨城県つくば市に、アパホテル〈つくば万博記念公園駅前〉(仮称)(171室)を2020年3月(予定)に開業することに合意し、起工式を執り行った。
アパホテル〈つくば万博記念公園駅前〉(仮称)
アパホテル〈つくば万博記念公園駅前〉(仮称)は、つくばエクスプレス「万博記念公園」駅東口から徒歩1分の駅前に位置し、首都圏中央連絡自動車道「つくば中央」ICから車で7分の好立地。
同エリアは国立の研究機関・大学を中心とする日本最大の研究開発拠点であり、大手企業による開発も進んでいる。国内外の研究者も多く出入りしており、高い宿泊需要を期待できる立地である。ビジネス、レジャー双方の需要獲得を狙い、地域ナンバー1のホテルを目指すという。同契約に伴い、茨城県内のアパホテルは4棟482室となる。
冨張興業株式会社は土木建築工事を主体としており、ホテル事業は今回が初参入となる。ホテル建築においては、アパグループが企画、デザイン監修、竣工まで全面的にバックアップする。
ホテル全客室に高品質・高機能・環境対応型を理念とするアパホテルの「新都市型ホテル」標準仕様として、オリジナルベッド「クラウド・フィット」、やさしい曲線とエコロジーを両立した卵形浴槽、節水シャワーによる、エコと快適性を兼ね備えた「アパホテル・オリジナルユニットバス」、無料Wi-Fi、50型以上の大型テレビ、明るさにこだわったシーリングライトを導入する。
また1階には、全国で330店舗を展開する「CAFFE&BAR PRONTO」の茨城県では第1店舗目となるレストランが、ホテルと同日に開業する予定である。
住所:茨城県つくば市島名字白合2319、2320、232
客室数:171室
茨城県つくば市ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、つくば市には宿泊施設が42、部屋数にして2,597が提供されている。
新規開業予定は同ホテルの他に確認できなかった。
つくば市の客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
同ホテルは開業すると、現時点では171室で「東横インつくばエクスプレス研究学園駅北口」(186室)に次ぐ5番目の規模のホテルとなる見込み。
つくば市は、名峰筑波山が万葉集でもたびたび詠われ古くから信仰の山として栄えてきた。 また1985年の「つくば科学万博」開催を機に、最先端の科学の街として国内外に知られるようにもなった。2005年のつくばエクスプレスの開業以降は都心へのアクセスも改善されている。
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